2010-12-01から1ヶ月間の記事一覧

新宿ぶらり

地主さんに年間の地代を支払ってから ぶらりと大晦日の新宿に出かけた。 ゴールデン街、おもいで横丁 なんか活気があって人間的でなまなましくて いいなあ。 夜は、健治兄さんの年越し手打ち蕎麦を ご馳走になった。 今年も、皆様、お付き合いくださって 本…

我が家に地デジが

先日新宿で探し当てた地デジ40型テレビが この日に届いて設置した。 これで7万円台とは良い買い物だった。 今年は暮れまでに・・と思ったことの一つが 実現した。 ヨーロッパ資金?(の一部)の貯金は満杯に近いな。

影絵と裸になること

冬の風景は 時として影絵に見える。 シースルーかヌードを大胆に揺らす木々たち 裸になれれば、軸は隠すものを失い 太く強くなる。 瞳の中に電気が走り、星雲が生まれる。 今年は・・・をと念じたことが タイムリミットの中で出来そうに無い。 底冷えの朝と…

猫のひげ、自分の髭

氷点下の夜なのに 私は時折、夜中に寝汗をかく。 髪も濡れるほどで、下着ごと換えて また布団に入る。 血圧というより、隣に入って身体を押し付けてくる フーのせいなのだ。 猫は歌にあるように寒がり (犬は喜び庭駆け回り、猫は・・)だが体温が高い。 川…

美正堂のフジコさん、ご冥福を

東京の小平市に住んでいた時は 一橋学園駅前の画材屋 美正堂じろう さんに よく通った。 髭と理髪を、一橋学園のレオンでしてもらっているので 毎月、画材屋にも立ち寄っていた。 国分寺にも以前は支店があって、 所狭しと並ぶ画材から選ぶのが好きだった。 …

野菜画

いつか、まとまったら開催したいと思っている やさいが(野菜画)個展 今年は、曲がりなりにも 自分で稲を植えて 米が収穫できるまでを、すべてを体感した。 これで稲生への思いは強まったし 一粒の貴重さも味わった。 土の恵みを体感し、野菜を下手なりに育…

冬の薔薇・・風にも負けず

このところ夜9時を過ぎると 家の外は氷点下3℃ 今朝は氷点下4℃ 家の中でも起きてしばらくは、息が白い。 日陰の処では日中3時頃まで氷も溶けない。 これに風が加わると、それだけで疲れる。 アトリエに掲げてある文字 これは自分への警鐘? 身体が冷えて…

眠れぬ夜の中古液晶

二階の寝室には、液晶テレビが置いてある。 でも、アンテナは繋がっていない。 基本的に、テレビ番組にほとんど興味が無い もっぱら、寝るため?のDVD観賞用だ。 ここで観るのは、だいたい決まった映画が多い。 30代の頃、寝付けない夜が多く よく、こ…

シャッターアイランドと月光

落ち込む たくさんありながら 凝縮しない・・ ひとりきり 先日見た映画『シャッター・アイランド』のように 自分の内が混乱する。 足を引きずって歩いていたら 信じられない満月の光 みんな何故この光景に感動して集まらないのだろう。 私は、嬉しくて飛び跳…

春の季感

季節とはなんだろう 四季とはなんだろう 前述したスペインの空と同じように その地での風土によって 季節感は異なるだろう。 でも、日本の中で、暦や季語があり 美しさを読み取る力にもなっているだろう。 それが今 危うい! 今年の長い夏の経験で、画家は …

孫にも衣装?

結婚式の写真ではありません。 実は七五三の記念撮影。 孫の成長には目を見張ります。 もっと見張らなくてはいけないのは 自分の老化衰退と体形崩壊です。 俺なんか、小学校時代は つぎを当てた半ズボンとかだったけどなあ^^ 時代の流れです。 娘の年賀状…

燃えて散るモミジ

冷え込んだ朝は、 影が青く透き通る。 長い夏に翻弄されて、 輝く時期を逸してしまった モミジ 朝露と流れに濡れた路に見つけた。 早く燃えたものは、丸くなって ミイラのようにうずくまった形で 風と共に旅立つ。 ちりちり・・・ 燃えるときに音が聞こえる…

風土

昨日の夜は、飯能で兄と兄の親友夫婦らとの 恒例の忘年会。 スペインからの土産をいただいて 以前行ったセビリアを懐かしく思った。 T-BOXのオーナーと空の話をしたときに 『ゴヤやグレコの絵の中の空は、誇張していて 実際にこんな雲もないだろう』と思って…

兎輝く年賀状

干支を意識して絵を描いたりすることは無いのだけれど パートナーの年賀状は 兎月夜に文字を入れて作りました。 この絵を描いた動機付けにもなっています。 東京にいたときは、 月に うさぎ や 餅つきなんて 昔の人の環境に存在したもので・・なんて 共感で…

新潟の縁

今年も、頼んでいた新巻鮭が 新潟から届いた。 小平市に住んでいた時に行っていたビデオ店 店長のIさんが無類の映画好きで 当時珍しかったレーザーデイスクを、 同類の私は借りて見たものだ。 あるとき、彼から、新潟の三条に出かけるけど 新巻鮭いるかい?と…

年を越せぬ寒冬

寒空に、国内線の飛行機雲が燃える。 先日見た『沈まぬ太陽』を連想した。 国民からの血税で、汗を流さずの巨大組織 政治もそうだが、一般の人々とは 別の次元が空回りする図式が見えてくる。 御巣鷹山への墜落事故で、以前住んでいた小平の家の 3件隣の方…

産まれ動く冬

驚いたこと 長年ほって置かれた水溜りの葉が ヌードになっていた。 この溶けた水は、何みずと言えるだろうか。 空が線を何度も引いた。木々がざわめいた 胞子が飛んできて、アスファルトで輝いた。手にとって土に向かって飛ばした。

ヨイトマケの思い

昨日13日は、池袋でパートナーの先輩友人の方々の 仲間に入れていただいて忘年会。 その後、毎年暮れに行く早稲田にあるスナックMOMOへ ママは、一本気で誠実な方で、やはり彼女の先輩。 いつもDMを楽しみにしてくれるし、里親でもる。 久々に、ヨイトマ…

出口祥さん絆展と笠原正夫氏個展『秩父を描く』

12(日)は、五十嵐酒造での作業を終えて 国分寺南口にある次男画廊へ。 出口祥さんの絵画展(初個展)を拝見した。 絆展と題するのは、額がすべてご主人の手製のものだから という意味合いもある。 ご夫婦や娘さんも、私の個展を何度もご高覧いただいてい…

風土季の仕込みに五十嵐酒造へ

朝5時半に家を出て真っ暗闇の秩父から飯能へ 駅に着いたら、寝ぼけ眼の朝日が オレンジセロハンのように 構内を包む。 五十嵐酒造で仕込みの作業 美味しい朝食をいただいてから 米が蒸し上がるのを待つ あと数十秒 すごい蒸気五十嵐酒造の専務さん指導 冷却…

花香路盛況の内に無事終了

おかげさまで、2010年の個展 千秋楽? 花香路が無事終了しました。 5年続けて、花をテーマに開催出来てきたことは ひとえに観てくださる皆様と 会場を準備してくださる渡辺さんのおかげだと 感謝しています。 作品も青の鯉幟を含め、7点巣立ちました。…

枯れ枝輝く

痩せても枯れても という言葉があるが 今年もこの枯れた木々の光景の季節が来た。 陽を浴びて チリチリと音を立てて 線香花火のように輝いている気がしてならない。今年は、ようやく レタス色に見える山たちへの自分の思いを 作品に仕上げることが出来た。 …

幻のゴッホ展

12/7は、横浜に行く前に ゴッホ展を見るかと、六本木で降りて向かった 今回のゴッホ展は、宣伝用の曲を作ったり 部屋を作ったり、イベント的な要素が多く さあ、入った入ったと言わんばかりの宣伝で 正直行く気がしなかったが、それはヴィンセントには関…

横浜馬車道で加藤登紀子さんの風に吹かれる

昨日は、加藤登紀子さんのコンサートに 横浜まで行った。 熱気に包まれた会場で、加藤さんの熱い思いが歌声という風で届く。 娘さん(yae)との共演での歌声を 私は初めて聴いた。 母親の顔になる登紀子さんの目に光の粒が見えた。 馬車道は、日本ではじめてガ…

丸通タクシーと私

見知らぬ地 秩父へ来てから どこへ行くにもアクセスが不便なこと。 10年前は、皆野駅から自転車で大田に 駆けたこともあったが坂道が多く、 そのうち中野浩一氏ばりの太ももになるのではと ひそかに期待したが 太くなったのは腹周りだけだった^^ 大田には…

師走の朝の気

パートナーを西武秩父駅まで送って 自宅に帰る道すがら 12月師走の、いつもより暖かいけれど 冬色の陽を浴びた風景が発する気を感じる。 霜塗りの線路 進路横に伸びたつると葉 職業画家なら見向きもしないが、 一村氏の絵にはこうした視線があったように思…

花香路 盛況で感謝します。

昨日は、香本博絵画展 花香路に 入間市のアトリエ・ワタナベの会場に 近隣の方々のみならず、千葉や大宮などからも 駆けつけて観てくださって真に感謝しています。 おかげさまで、今までに5作品の巣立ちが決まりました。 一村のアトリエの皆様、ご高覧あり…

大荒れ秩父夜祭の街とアラーキー

毎年夜祭は12/2.3と決まっているが 2日の夜は大雨。 昨日3日の朝は晴れ間が覗いたが 夕方6時頃強風と雷・・一部で竜巻注意報が出たらしい。 津山の叔父ちゃん叔母ちゃんから牡蠣を いただいて、熱燗で身体を温めてから 夜祭の街を歩く。 秩父市は合併して…

飛行機雲とアスファルト

秩父は、国内線の旅客機の通過点で このような飛行機雲が いくつも見られる。 JALの御巣鷹山の事故前の瞑想飛行も 多くの秩父の人々が、変な飛び方だと 見て取ったらしい。 飛行機雲には 詩を感じるのに 同じ、人間が造ったアスファルトには なぜ感じず、描…

ポインセチアへの思い

ポインセチアを初めて花屋で見たのは いつだっただろうか。 メキシコ原産で、初代公使のJ・R・ポインセットの名に 由来する常緑性低木だそうだ。 明治に日本に入ってきたらしいが、 私が初めて見たのは、30年くらい前のような気がする。 そして、この赤が …