2009-06-01から1ヶ月間の記事一覧

延齢草にある絵アルプカーゼ

アルプカーゼとはアルプスのチーズという意味。 長野県の大鹿村(名古屋寄り)に、小林さんが作った手作りチーズの里 星の綺麗な大鹿村を、私の個展ご高覧の常連の方から紹介されて 偶然小林さんとお知り合いになり、懇意にしてくださっている。 壊される運…

亀井きよみさん絵画初個展 樹音にて

草花アートで活躍されている作家 亀井きよみさん が 吉祥寺のアートスペース樹音で、絵画の初個展を開催されている。 老舗の吉祥寺ギャラリーが閉廊してから、久しぶりに昨日、駅に降りた。 この日、中央線が人身事故の影響で止まっていると レッドアローの…

記憶の只中

人物画の個展をと、昨年も念じていたが どうも、今年も出来そうにない。 自分のイメージする会場など諸々が まだ煮つまらないのだ。 きっと実現する・・これだけが私の中で確かな事だ。 記憶・・という語が入ると亡くなった人ばかりの印象があって 『只中(…

谷中、千駄木、高円寺を歩く

10代の頃、高円寺で初めて一人暮らしをしていた。 純情商店街の不二家で朝から夕方まで働き、 その通りにあったピザハウス・ジローで9時まで 新宿に出て生バンド入りの大型デイスコの裏方で働き 午前様で帰宅し、また朝・・そうした繰り返しの日々 それでも絵…

空樹木と ヌクヌク

昨日も暑かった。 ひとつの大きな仕事が終わって一息つけた気がする。 缶ビールを飲んで、ベンチに座っていると 焼け焦げて音を出して沈んでいるような日暮れの太陽 沈んでも空は明るく、高く高く 雲の樹木が現れた。 おもわずスケッチした。 自分の中に、連…

武甲・ザ・サンセット

昨日は、午前中 雨で涼しかったが 午後は晴れて 蒸し暑くなった。 最終バス(夕方6時36分)に乗り遅れて 広いところにあるベンチに座り、電線の無い空に放射する雲を眺めていた。 パートナーが、大田まで迎えに来てくれた。 ホタルはもう、眠りについてい…

夏色ルビー

昨日は気温が急上昇し 帰宅した部屋は、夜8時でも30℃を超えていた。 帰り道の、この絵を描いた畑にも、たわわに茄子が汗光していた。 入道雲こそまだ もくもくしていなかったが 夏を感じた。 秩父駅に着いた7時頃、あまりに空が美しく しばらく立ちすくんで…

夕風のねぎらい

ねぎらう というのは、労働の労と書くが その日一生懸命働いた人への思いやりという 印象がある言葉だ。 連日蒸し暑く、今日は気温がかなり上がる予報。 働いた汗をぬぐう人のもとへ、夕風がねぎらう。 この習作も、近いうちに作品となるだろう。昨日は久々…

ポーが聴こえる

ギャラリー・サーカス・サーカスでの 香本博 巡回展 帰宅の空の最終日に 会場で仕上げた習作。 煉瓦の鉄橋を走る蒸気機関車 下を抜けようとする渡し舟 星が瞬き、月が輝く 雲に蒸気が混じる・・・こうした響きを描きたい 今朝は、背中全体と腰が痛む。 夜行…

神戸サーカス・サーカスの展示無事終了

オーナーの真鍋さん初め、スタッフの方のご協力によって ギャラリー・サーカス・サーカスでの個展『帰宅の空』が 昨日で無事終了しました。 作品が、初めて神戸の地に渡りました。ありがとうございます。 オーナーが、『虹の海道』を気に入ってくださいまし…

夜行バス 新宿から神戸へ

昨日新宿西口京王プラザ付近を, 夜10時45分に出発した夜行バスは満席だった。 今朝6時には京都に付き、8時30分に神戸に向かってます。 初めて夜の高速バスに乗りました。 らくらくシートのはずが・・三時間以上は眠れたかな? 神戸で降りずに、車内が窮屈な…

忘れもの

昨日は、朝から体中が痛く、一日しんどかった。 パートナーは会社で、夜、飯能で合流して食事した。 和民が沖縄特集で、個展を開催した知念や、 ご尽力くださった方々を思った。 現在企画展示してくださっている神戸の サーカス・サーカスのオーナーも前向き…

ホタルの森

昨年8月に、山梨県大月駅前のレストラン・アダージッシモで 個展『香本博 流るる風景』を開催したが その頃描いた作品が、ホタルの連作だった。 続いた土砂降りで、ホタルを心配していたのだが、 昨夜、小雨交じりの中、影絵のような森から ホタルが5〜6…

雷鳴の日々

井上陽水の唄で『夕立そこまで来ている 雷ごろろ・・ 空の水が全部落ちてくる』というくだりがあって、 私は好きなのだが、 ここ数日は、激しい雨が断続的に降っている。 せっかく今年初めてのホタルが一匹、光の軌跡を見せてくれたのに 彼らは大丈夫だろう…

千葉の小さなポケット と 沖縄の仲本勝男さん

千葉県野田のなるギャラリー、小さなポケット 野中健一さんが所蔵する数千とも言われる作品の展示。 今年の9月から11月末まで、 野中さんがご購入くださった私の作品を展示してくださることになった。 有難いという一言だ。 昨日、沖縄県知念の、カフェ・…

エバーグリーン

昨日はスケッチを6枚くらいしただけで 疲れたのか、いろいろ不具合がある、ついてない日だった。 でも、一昨日は今年初めてのホタルが、一匹だけ 橋にいる私たちに姿を見せてくれた。 飯能の絹甚のサイトの方が、前向きに連絡をくださって、 もうすでに私の…

飯能の文化財、絹甚で個展決定

先週視察した、飯能にある文化財 店蔵絹甚で 8月の最終週26(水)〜30(日)に 個展を開催することが決定した。 7月までは大阪までの巡回展があり、 9月は21(月)から27(日)まで上尾の山本屋又衛門 同じく9/24〜27は東京都小平市で大作2…

秩父ホンキートンク 木村充揮バンドライブ

昨日は暑かった。一昨日の夕方から、秩父は 入道雲が立ち上がった。 我が家の前に、去年植えた白アジサイが 今年は花を咲かせた。 6時半から、パートナーと共に皆野にあるライブハウス 秩父ホンキートンク に向かった。 木村充揮(きむら あつき)バンドの…

ナンクルナイサー

ナンクルナイサーは沖縄の言葉で 何とかなるさという意味。 昨夜は、千葉から来たYさん兄弟と 鳥新で、楽しく食事をした。 人生には いろいろなことがある。 飛び上がりたいような嬉しさと 打ちのめされるような辛さと つらい(辛い)という字は あと一本の…

シネマスコープ

数年前に秩父の過疎な田舎のバスに 朝方乗ったとき おばあさんが窓際に座っていた。 後ろは、横長の車窓になっていて (たぶん上の装置が、行き先を表示するものなのだろう) 窓から見えた光景は、稲が伸びた田んぼのあぜ道を歩く 集団登校の子供たちだった…

SONEから届いたCD

昨夜帰宅したら、神戸のJAZZライブハウス SONEより 注文していたCDが届いていた。 前回、初めて聞いたCDが素晴らしかった。 さっそくパートナーと聴いて、 その臨場感豊かな音色と流れるリズムに 疲れを癒した。 JAZZに合うような料理・・ ホタテのバタ…

ポーの響き

機関車の車輪が レールを削るように迫ってくる。 蒸気を出す煙突は 山の噴火のような、花火のような、爆発のような・・ 自分の内奥に 今あるイメージ。 いつか見た星屑 いつか見た銀河 日常美風 自分の内にあるものと、迫ってくるもの ポーの轟音が聞こえる。…

神戸サーカス・サーカスの搬入

昨日朝6時に秩父の電車に乗り、池袋から品川に行き 日帰りで神戸に行った。 新幹線で新神戸に、三宮から元町に下車した。 花隈町のギャラリー・サーカス・サーカスでの個展 香本博 帰宅の空が今日から始まる。 午後1時から飾りつけが出来るように オーナー…

店蔵絹甚の視察

飯能大通り商店街にある文化財 店蔵絹甚で個展が開催出来るか 実際に見させていただいたのは、田植えのすぐあとだった。 重厚な、歴史を感じさせる建物と 私の絵という文化のコラボが、どう実現するか やってみなくてはわからない。 しかし開催する価値はあ…

一苗倶楽部の田植え2009

今朝秩父はけっこう雨が降っていたので心配だったが 小雨交じりの中、大勢が 飯能市下加治地区の鈴木さん所有の田んぼに 集まった。私は秩父を7時半頃出て 10分くらい遅れた。 2005年から参加して、5回目の酒造りとなる。 会員数も増えて、短時間で終わ…

雨にぬれても Raindrops are falling on my head

雨が終日降り続く日は かならずこの曲が思い浮かぶ。 『明日に向かって撃て』は、私が本格的に映画を見だしたきっかけの作品。 バート・バカラックの素晴らしさを知ったのも、これから。 ポール・ニューマンとキャサリン・ロスの自転車のシーンでかかる 『雨…

アザミの露化粧

秩父の大田は アザミが群生している。 まだまだ朝は冷え込んで、露が玉となって光り美しく 化粧している。 昨夜は蒸した一日に、二人とも疲れて 冷えたワインと、ワインに合う料理を作って夕餉をした。 バジルとチーズ、茄子、ベーコン、新玉葱、トマト、小…

黄色い珈琲メーカー

高専時代の文化祭で、喫茶店をやった時 布のフィルターで本当に熱湯を一滴一滴落として 珈琲を入れた・・ふーん、珈琲って甘いんだと感じた。 入れ方(急いでとか)によってまずくもなる。 これはすべてに共通するかもしれない。 忙しいとは心が乏しい、どこ…

麦秋畑でつかまえて

鳥取からクルマで帰路への車窓からは 田んぼに水をはり、田植えを済ませた光景が広がっていた。 同時に麦がたわわに色づいて、収穫を待っていた。 秩父の大田でも、麦穂がいっせいに黄金色となり 麦秋と呼ぶにふさわしい風景となっている。 麦秋とは季語でも…

砂丘に沈む陽と絹甚

昨日の夜は、飯能でパートナーと待ち合わせをした。 ギャラリー・ぜフィルスの窓口だったI,Nさんから (ギャラリー・ぜフィルスは残念ながら昨年閉廊) 飯能の無形文化財の店蔵絹甚で個展をという話が再度あり 6/6に視察することになった。 絹陣は明治37年の…