2009-08-01から1ヶ月間の記事一覧

台風一過、政権一過

朝から『政権交代』との報道で 大騒ぎ 年金の でたらめ 永田町で、休んでも高給がもらえる官僚にとっては 自殺に追いやられる人の生活は しょせん『ひとごと』なのだろうか。夕刻になって台風が通過して 朱色の空に 武甲山が浮き出た。私の体の痛みも 一過し…

いつか見た星屑 最終日に

雨が降ったり止んだりの中、 大勢の方々が、私の個展に足を運んでくださった。 中には、店蔵絹甚の展示の中で一番良かったと 言ってくださった方もいた。 ご高覧いただいた方々と、吉田屋さん、丸屋さん スタッフの方々すべてに感謝します。 曼珠沙華は、彼…

それでも咲く花たち

大本の軸から枝が倒れていた 姫向日葵 数日後に見ると、花は垂直に 天空に向かって伸びていた。 思わぬ突然の転倒・・でも倒されているままではない花。 胸をはって、まっすぐに伸びている。 坂道を歩くと、 アスファルトの荒れた道端に 朝顔 茎は、冷え切っ…

絹甚の卯建 ウダツのあがる絵

明治37年に建造された店蔵絹甚は、飯能で唯一 屋根の両脇に卯建(ウダツ)が設置されて(あげられて)いる。 隣りの町屋からの移り火を防ぐためのものだが、 割り増しの費用が、かなり必要だったらしい。 それで、現在では、財政面で向上するとか、「見栄…

店蔵絹甚で開催初日『いつか見た星屑』

昨日は8時半に飯能の会場に搬入して 飾り付けをした。 文化財ということで、セロテープも貼ってはいけない。 用意されたパーテーションは、歴史観の空気を損なうので 私は極力使わないで、独特の展示となった。 思ったより大勢の方が、初日に観に来てくださ…

星屑飛行、星降る夜に(星屑3部作)が完成。

イメージが凝縮して 沸騰し、上澄みがすくえること・・ これが、大丈夫の風が吹くことだ。 ようやく2点が完成し、星屑3部作は完了した。

二日間の足立

去年に続いて、足立区の交通公園に2日間行った。 夏らしい雲に出会った。 秩父では見れなかったのに・・。 パソも調子悪い・・どうすれば良いのか? 疲れた私を気遣って、パートナーが自家製のから揚げを 作ってくれた。美味しかった。ご馳走様。

静寂、静寂、静寂を

自分の中に 静寂が無くてどうする? 間に合わせなくちゃ 仕上げなくちゃ 形にしなくちゃ・・やめちまえ やめちまえ そんな作業 やめちまえ絵は作業ではない 絵は間に合わせるものではない 絵は形にするものではないあなたの 静まり返った静寂の あなたの内奥…

星野富弘さんの甲子園

向日葵は多くの作家が描いている。 有名なのはゴッホだが、 星野富弘さんの描いた作品は、彼ならではの 優れた感性にうなってしまった。 群馬の富弘美術館に行った時、直筆の文字は 誰にも書けない叫びを含んだバイブレーションだった。『ラジオから流れてい…

いきなりの秋

蒸し暑さは残るが 午6時を過ぎると暗くなってきた。 見える雲も、 筋肉のような坊主ではなく 波のように 透き通ったものや、ひっかいたような雲に 変化している。 なんだか今年、何回 夏を感じただろうか? もっともっと、空というキャンバスに 極彩色で 夏…

ミュージアム小さなポケットで展示決定

千葉のコレクター野中健一さんは 田中一村はじめ、多くの著名な作家の作品を有する方だが 私の作品も2枚購入してくださった。 先日お手紙で、ご自身のミュージアム小さなポケットで 9/3〜の第21回作品展で、私の『残り香』を展示してくださると 連絡し…

渇き葉となった自分

このところ連日、野外で体を動かしている。 ものすごい汗をかいて、ランニングを着ていなくても 衣類がびしょびしょになって着替えて、また しぼれるほど汗をかく。 体がからからに乾く。 絵が描けないと、さらに渇く。 日中補給する水分は2リッターでは足…

夏は無くなるのか

梅雨明けの後に、本格的な梅雨のような日が ずっと続いた今年。 ゲリラ豪雨があり、水害が各地で多発 ここ数日は、夏の勢力が強く、夏らしい空となったが もう涼しくなりつつある。 今年がこうで、温暖化阻止で努力をしなければ 来年は、夏がなくなってしま…

花火見ずの夏

秩父は祭りが多いところだと思う。 花火を何らかの祭りで毎年見ていたが 7月の川瀬祭りのときも 今月も、結局見れなかった。 見る気持ちになれなかった。 人ごみも嫌いだし、夜の異常な蒸し暑さもいやだったし 7月後半から、巡回展の疲れが出たのかもしれな…

テニスデビュー?平和抱擁

天皇の『耐えがたきを耐え』が、あと数ヶ月早ければ 地獄のように悲惨な沖縄戦は無かった。 逃げ場の無い人たちは、同胞のはずの日本兵からも 酷い仕打ちを受けた。『馬鹿チョン』という言葉の 本来の意味は軽蔑の言葉で、チョンが朝鮮人で、馬鹿が沖縄人 本…

孝男兄さんの陽だまり

昨日は、亡き孝男兄さんの新盆で 桐生に出かけた。 10月には、孝男兄さんが育んだ命の 次女Hさんが結婚という素晴らしい出来事もある。 皆さん元気そうで、本当に良かった。 家にいるはずの人が いないというだけで 言葉に代えれぬ孤独感を感じるものだ。 …

文化の繋がり

私が東京の小平で毎週末、人体クロッキーを描いていた画廊 豊生画廊の門扉を制作したのは、秩父に鍛鉄工房を持つ西田光男さん だった。 それが、出稼ぎに行く場所の目と鼻の先にあって 彼も飯能の商店街が経営したギャラリー・ぜフィルスで個展を開催した。 …

青の憩い風 山本屋又衛門

午前中にオノウエ印刷から届いた1000部のDM パソコンのプリンター出力の貧弱な表現力といかに違うか! やはりDMは印刷所でつくるべきだ。 9/21からの連休の週に、上尾のギャラリー山本屋又衛門で 個展『青の憩い風』が開催される。 このDMの切手面…

ゴーギャン展のただ1点

昨日は竹橋の近代美術館に行き、ゴーギャン展を観た。 中学校の頃に画集で見て衝撃を受けた絵 その生身の姿を、どうしても観たかったからだ。 3時間睡眠で寝不足だったが、昨日行かないと混雑がひどくなる 秩父からは片道約2時間・・電車で眠れば良い・・ …

笹の葉さらさら

笹は竹のものだが、季節というと難しい。 松竹梅は正月だし、七夕は当然7月、新笹が出るのは9月上旬だ。 秩父に移転した頃、まったく偶然に アスファルトの路面にあった水溜りに 笹の葉が落ちて、小船のように浮いた。 驚いて、何か詩を感じ、この光景を絵に…

対岸とキャパと木漏れ日

8月というのに、各地で豪雨の被害 例年の160パーセントの雨量という報道も・・ こちらでは、蒸し暑く、すっきりしない夏だなあと まさに、対岸の火事 きらいな言葉だが、土砂崩れで、家を失った人の報道は 自分の中で、大変だなあというくらいで苦悶の内に…

星屑の路 Stardust Road完成

F50号(950×1200mm)の絵画 星屑の路が 昨日16時頃ようやく完成した。 構想3年、イメージしたのは 小学校で岡山県市岡へ 夏に遊びに行ったときの複数の印象。 星空へ浮遊したい人が雲の中にいたり 大きな船の雲が星屑の海を航海していたり・・・ 搾り…

国立で猫展参加

今年4月の銀座の個展『猫と風の交差点』を 観てくださって、今回参加依頼してくださったのは 国立のギャラリー、アートイマジンです。 8/26〜30までが、飯能の文化財 絹甚 国立での猫展2後期が 9/3から8 上尾の山本屋又衛門の個展が 9/21〜…

原爆の日と こだいら平和美術展

猛暑中の昨日、同じ日のあの年・・広島は炎熱地獄と化した。 かけがえのない命 核兵器も戦争も無い地球を をスローガンに 今年も9/24〜9/27 ルネ小平展示室で平和美術展が開催される。 昨日、私の出展の目録のメッセージ文を書いた。 いつも招待いただいて感…

泣いているような月

人と触れ合わずにも 現代社会は生きていける。 駅で駅員から切符を買って切ってもらわなくても 何の挨拶もなく、帰宅してテレビを見て眠る・・ 昨夜は、オレンジ色に染みる月が、泣いているように見えた。 泣く気持ちがあったからではない。 そう見えたのは…

星屑3部作

絵を描くのは山登りに似ている 今の私は、そう思う。ヤッケを岩に打って足に掛け 少しでも前に、上に進む・・・。 自分の中に無数の点のように散りばめられた印象と感動は 生活や持病という砂吹雪に吹き付けられて 忘却の砂漠の中に埋没しそうになる。 それ…

北海道で個展が内定!

昨日決まったこと。 北海道の釧路の老舗JAZZ喫茶ジスイズ 1969年開業して40年を経た今日も文化を発信し続けている。 1階のライブハウスのみだったが 数年前から2階をギャラリーとしたのを機に 来年6月の私の個展が内定した。 2004年に釧路で、…

眠りに着く前に見た絵

中途の絵が2階のアトリエにある。 寝床に入る前、それを見た。 私はほとんどこうしたことは言わないが、 暗がりで見た絵に、気持ちが癒された。 何かがあるのだろう。

8月の太鼓は雨傘

なんでやねんと言うほどの大雨が続く。 夏祭り、花火、ドーンという太鼓の音でなく 雨傘を激しく打つ水玉太鼓が聞こえる。 今日は、『善き人のためのソナタ』を見て元気付けられ 制作が進んだ。 出来ない理由、やらない理由など あげれば山ほどあるが、ふう…

猫とオジサン

絵を描くために高専を中退した頃は、 毎日のように武蔵野美大前の画材屋に行き 毎日ひたすら絵を描いた。 木枠にキャンバスを張る作業も日常茶飯事だった。 50号の絵が、もう少しで完成しそうだが、この写真は その茶飯事の頃使って分解し保存していた木枠…