2020-01-01から1年間の記事一覧

寒波前の芽吹き・逞しき

2020年の、今日はとうとう大晦日・・ あまりに多くが起きた年の最終日。 強烈な冬の光に押されて歩く影童(影爺)よ、 お前はこれから何処へ行く? 見よ、寒波がくる前、本当に寒くなる前に、 すでに芽吹くたくましき自然界の生命力を。 嫌いな言葉「モチベ…

虹と夕暮れの発送

有難いことに、二枚の絵を発送させていただいた。 【虹の音色】聴覚に障害のある方の言葉の中に、 私が記憶した一つが虹の音だった。 虹を弦にして演奏したら・・ 虹の路を音符の自転車で渡ってみたら素敵だなあと 描いた作品だ。 【夕暮蒸気】秩父で見た雲…

寒月と6万歩

寒月(コールドムーン(Cold Moon))と散歩ができた。 燻した金のような、大きな光輪に囲まれた月。 色合いからゴールドムーン(Gold Moon)だと思ったが、 寒波の空は寒月に違いない。 中学の頃読んだ【月と6ペンス】の月は、 夢や美を追い求めることで、 6ペ…

アトリエ・ワタナベさん最後の搬出

2006年から15年に渡って開催させてくださった「花にまつわる個展」も、 ついに搬出が終了。 ずっと私を応援してくださったオーナーの渡辺さんに、心から感謝しています。 イッキューさんとも会えなくなるかな? でも通りかかったら、ナデナデしちゃうかもね…

冬の山並に咲く花火

コロナ禍だからこその、予告なしの秩父の花火。 昨夜19時半から夜空に木霊する音で気づいて、 二階から見ていた。 どうやら二か所で打ち上げていたようで、半分以上は音だけで見えなかった。 見えないで待っている寒さとセットのサプライズだった。

パーテーションの中で、私の最後のアトリエ・ワタナベ個展。

昨日は初めて?どなたも来られませんでした・・と思ったら、 娘が駆けつけてくれました。師走、コロナ禍で、 どうぞ来てくださいと積極的にお誘いしずらいですが、 このまま私の最後のアトリエ・ワタナベさん展示が終わってしまうのは、 残念でなりません。…

無数に羽毛が舞う朝。霜童の力。

外気温がさらに低くなって・・ 林と鳥と言うよりも 爆発 爆発だ。 羽毛の枕を解き放したように、 無数に羽毛が舞いだした。

連日のご高覧に感謝します。

師走、コロナ禍、そんな中でのご高覧に心から感謝です。

イッキューさんと13年

アトリエ・ワタナベさんでの個展は、 今回で15回目。 イッキューさんとの会場での出会いも13年目となる。 毎年、なんとなく自分を覚えていてくれている気がする。 花子ちゃんとも仲良し?

入間ケーブルテレビさんの丁寧な取材

初日に丁寧に取材していただき、ほんとうにありがとうございます。 撮影 横田紀夫さん。#入間ケーブルテレビ

入間市個展【その先に咲く花】スタート

約30点の暖かい作品中心に、アトリエ・ワタナベさんに 飾ることができました。 15年も続けて開催できること、心から感謝しています。

コロナ禍で「こころの温泉のような」個展を

いよいよ明日から開催の個展【その先に咲く花】 世界的な特別の年に、特別の思いで臨む個展です。

人形町おもひでぽろぽろ

40歳を超えてからの一時期、ある事情で 終電近くまで厨房で働いていた居酒屋チェーン。 新宿西口、渋谷、新橋、そしてここ、人形町も。いずれも200席以上の店舗だ。 煮方、船方、揚方、焼方、キッチンバックと、 何でもこなした。 今は経営が変わって、グレ…

映画【どこかに美しい村はないか】を三日月座で

私を親友と呼んでくださる・田下啓子さん制作、能勢広監督作品【どこかに美しい村はないか】を、 人形町にある名画座の老舗、三日月座で鑑賞した。 ガラス絵作家、児玉房子さんが描いた、遠野の大自然と対峙して暮らす人々の暮らし。彼女の遺した作品と、今…

取り壊されていた【酋長】の家

背が高く、高齢でもとても元気で、栗を木の枝ごと、 ひょいとかついで笑顔で歩いていた女性。 その人の家・・いつもここを通って散歩するのだが、壊されていた。 今住んでいる家は、確か15~16年前からだが、 当時から隣組で顔を合わせていた女性。 私の…

コロナ撲滅祈願・秩父夜祭奉納花火

例年なら20~30万人の人で賑わうはずの秩父の 静かな夜空に、威勢のいい轟音と共に、 2300発の大輪の花が咲いた。 「新型コロナウイルス終息と悪疫退散」「全国医療従事者への慰労と感謝」 「地域社会の経済活性化」の願いを込めて、地元企業(※)が花火を買…

風呂簀子、8年目で薪に。

檜で統一した自宅の風呂場(バスタブは除く)。 その際、山中工務店で作ってもらった簀子(すのこ)も、 干したり一部板を変えたり修繕して8年近く。 立派な役目を終えて、分解し、 薪ストーブの薪として、我が家を暖めてくれる。 お疲れ様。裸足優しくして…

もののけに出逢う月散歩

晴天の月夜よりも、 雲が行き来する月夜のほうが、 ワクワクして、月と共に散歩ができる。 太い腕の大猫だったり、 口を開いたシーラカンス似の深海魚だったり、 愛嬌のあるモノノケだったり・・そんな雲たちが出演する、 空の舞台を見ながら、歩くことがで…

『難転の空』いちまいの絵12月

『難転の空』Sky of nandina(Turn around)交響(多種)水彩 380mm×270mm 冬に赤い実を輝かせる南天は、 古くから「難を転ずる」縁起物と珍重される。世界的に「難儀の年」となった2020年だが、来年は「好転する年」になってほしいと願う。 暖かく染まる…

カレンダー展最終日に、チョッキさんで免疫アップ。無事搬出。

NONUKESカレンダーにイラストでご協力いただいている、 イラストレーターの石倉チョッキさん。 カレンダー展の最終日にふさわしい、社会風刺ソロライブが、 会場の古民家ギャラリーかぐやで開催された。 風刺と言っても、何々党の政治家の足を引っ張るブラッ…

故・渡部逸郎さんの作品展atムクゲ森の美術館

秋晴れの秩父皆野のムクゲ自然公園・森の美術館に、 繊細な作品たちによって、伸びやかな空間が広がっている。 シルクスクリーンやステンシルなどで作品を創造したのは、 2012年に64歳で孤独死した画家、渡邊逸郎さん。 みずみずしい作品の数々が、友…

橙(だいだい)に燃えるマッチ棒たち

自宅二階から見えるメタセコイヤ杉が、 今年も奇麗に紅葉してきた。 午後3時を過ぎて西日に照らされると、 並木はさらに橙色。 並んだマッチ棒に火が点いた。

霧の朝。1億5000万 km、50年、8分のお日様。

霧の朝は、お日様の光の道筋を浮かび上がらせます。 約1億5000万 km彼方(新幹線・時速300kmでも50年以上の距離) にある太陽から、約8分で人と地球の命のために届いている光。 毎分毎秒が、荘厳なドラマ・・ 後光を感じても不思議ではない気がします。

毎日鋸男。ホラーじゃありません。

近所で有名な?危険な・・毎日鋸(ノコギリ)男・・いやいや、 薪ストーブ用の材木を、日々せっせと準備しているだけの高齢画家です。 手切りなので腹筋を使うと、汗かなりかきます。 でもなんだか、この労苦の恩恵は、こいつのためのような気がしてきました…

陸路のボージョレ2020年

20年前秩父でこの時期開催した個展の、 お祝いにボージョレをいただいたのがきっかけで、 毎年飲むようになったワイン。 コロナ禍となってしまった2020年は、 例年の空路ではなく、シベリアを渡る陸路での輸送となった。 いつもは、リカーショップ丸屋…

襖絵、廃材の花

襖絵が少し進む。 薪ストーブ用の廃材を天日干し。 秋の乾燥した空気で乾燥させて準備する。 そうした時に気づく(会う)小さな草花。 なんと美しいことか。 私の絵も襖絵も、こうした自然界から受けた感動の印象からできているのだ。

「中村哲さんのこと」atかぐや。乾いた心に潤いの水が流るる。

古民家ギャラリーかぐやで開催中のNONUKES2021カレンダー展。 カレンダー11月掲載、井上芙沙子さんの作品【あなたの蒔いた種】は、 平和を遵守し、真の国際貢献をされた中村哲さんと、 彼が成し遂げたことへの熱い想いが伝わってくる。 それに付随した形で…

オジサンタ4人衆の瑞々しい脱皮展示

小鹿野の詩人(高橋英夫、水村健治)と画家(田島昭泉、渡邊サモジロウ)で 結成されて6年目の「オジサンタの会」。 熟年のいのちの荒波を乗り越え、コロナにも負けずの展示、 すがすがしい風が会場に吹いていました。 脱皮=新しい明日・・なるほどねえ。 …

香本博個展 130th 【その先に咲く花】ポスター

このキャッチも、コロナ禍の今年開催だからこそだ。 きっと特別な、記念すべき展示となるだろう。 http://www7b.biglobe.ne.jp/~artkomoto/koten/20201209.html

自分で薪を準備する。

普段、故・山中隆太郎棟梁とのご縁から、 工務店で出た廃材を分けていただいているのだが、 太い丸太や大きな材木は、じっくり燃えるので、 それも必要。 なにしろ高速カッターで、あわやという大怪我をしたので、 今は手切り・・少しずつだが、必要だ。 薪…