2009-04-01から1ヶ月間の記事一覧

父の肖像を津山へ

うらを見せ表を見せて散るもみじ

制作中の『もみじ川』が進んだ。 生涯寺を持たず、自ら歩いて周り、簡単な言葉(格言)によって 一般庶民に解り易く仏法を説いたとされる良寛和尚が、 こう読んだという・・ 「うらを見せ表を見せて散るもみじ」真っ赤で色鮮やかな面だけが、紅葉(もみじ)…

銚子で描く人

旅をして部屋に入っても いつの間にか絵を描いている自分がいる。 自分では『描くぞ』とか『時間だ』などというのは無い。 いつの間にか、パートナーが写していた。 犬吠埼の灯台と透き通った光をスケッチしていた。 遠くに船が見える。 朝日は拝めなかった…

チューリップ散歩道(ウォーキング)

意外と、この場所を歩く猫を描くのが難しかった。 昨日、探していたデジカメ(fuji)が見つかった。 昨日は朝から展示を終えて、自宅で様々な準備をし 実家に行き、美正堂に行き、床屋レオンに行き パートナーと合流・・忙しい一日だった。

トヨタカローラ常設展示してきました。

ご縁があって、寄居〜秩父のトヨタカローラ新埼玉 ショールームの壁面で展示させていただいている。 今回は、暖から暑に向けて、水のイメージのある大作を 今朝8時から かけさせていただいた。 画廊とは違った会場で、大作がどううつるか・・ 私には良い勉…

山はレタス色 珍しい一日雨

朝から激しく雨が降り続き 乾燥していた大地と草木花にとっては 久々の嬉しい雨。 山は 新緑の鮮やかなレタス色 このところ二人とも疲労が強い。 夜は、かかしでパートナーがご馳走してくれた。『レタス色の山たちと雲雀』

亀井きよみさんからのプレゼント

野の花アートの舞台装飾で活躍されている、亀井きよみさんから 昨日プレゼントが届いた。 4/7から銀座で開催された私の個展『猫と風の交差点』を 昨年12月の入間市アトリエ・ワタナベの個展『花情景』に続いて ご高覧いただいた方で、多くの人が目に留めな…

夕空蒸気2作進行

夕刻に潜む空気の粒子を表現したい。

三つ折DMが2500部

ようやく昨夜、オノウエ印刷から今回の巡回展のDMが届いた。

千葉ギャラリーから展示の知らせ

猫と風の交差点・・銀座で開催した個展で 「残り香」を購入してくださったのは、 千葉県野田に個人のギャラリーを経営されている方だ。 昨日、郵便が届き、「9月から11月に展示したい」との ご連絡が記されていた。 本当に感動してくださったようで、 珈…

絵に描いた餅

大根の絵を是非と、求めていただいた方は 大根が食べたかったからではない。 日常の喧騒や雑事で見失う、土の香りやみずみずしい水分 畑での幼少の記憶や、五感が染み入ることなど 人らしい感性が、玄関に置くことで、生き返る・・ そう思って里親になってく…

アテフ・ハリムさんからのメッセージ

4会場の巡回展開催にあたって 国際的ヴァイオリニストのアテフ・ハリムさんから メッセージをいただいた。 大変光栄に感じている。私のDMに掲載させていただいた。 「絵筆の詩人」--香本さんへ捧ぐ アテフ・ハリム 彼の絵筆は、いつも「波」を描き出す。…

桃色は母の色 途中経過のとき

私の雛祭り展に参加する作品のひとつ 『桃色は母の色』の進行途中 絶対の安心を抱く娘 1/20 記述

帰宅の泉 完成

ようやく私の津山への思いが、いちまいの絵となった。 若かった両親の苦労の中、 幼少時代を過ごした津山の記憶と印象を 描きました。 両親の印象(父は15年ほど前に他界)を入道雲で 二人が注ぐ愛情を滝で表しました。 その水で育つ稲穂を見守っている二…

抜けた空へ

明るい朝は、雪焼けだった。 武甲山が 再びの雪化粧。 曇りの厚い雲の彼方から、太陽が白く透ける。 夜の道をパートナーと歩いた。 川の流れ、草の香り 見上げた天は すこーーんと抜けた 月が出ている。 近いようで広く果てしない。 3月5日 記述

どらの音のごとく

和太鼓が鳴り響く 響きは複数となり、どらの音は頂点へと達する。 どどどどど・・と上がる朝陽 太陽が雲を突き破るときにも摩擦音を感じる。 自分は何をやってるんだ? あなたの絵から、どらの音は聞こえているか? 何よりまず、お前自身の中に 狂わんばかり…

亡きミーへ感謝

生前のミーは、無数のイマジネーションをくれた。 ミーを描いて巣立った作品は、60作を下らないだろう。 それもみんな版画ではなく、一作しかない生の絵。 今回ツープラスで巣立ったのも、くしくも全てがミーの絵だった。 新たに100名近くの方々が、ミ…

猫と風の交差点 終了

花見で銀座通りも人まばらな中、花粉症で体調崩す人多い中でも 100名近くの方々にご高覧いただけました。 ありがとうございました。

夢の続きに吹いた風

昨日の銀座は普段の週末より人通り少なかった。 ホコ天もマバラ感があったのは、花見に出かけた人が多かったのだろう。 そんな日も、ツープラスには春の風と共に観てくださる方が 入れ替わり立ち代り入ってきてくださった。 『夢の続き』に里親が付いた。ミ…

帰宅の泉

あと少し・・がんばれ

泣きたい日

2月頃からイメージは自分の内にあったが 出せなくてもがいていた。 昨日スケッチにたどり着いて、目の前に出たものは 自分でも痛々しかった・・これは、2月からの自分の心傷だ。 思い切り声を出して・・いや声を殺しても良いから泣きたい日 今飼っている猫…

風が吹いた銀座個展

猫と風の交差点の搬入で開けていた会場 ツープラスの窓から風を受けた。 今回の個展は、一昨年前に死んだミーの回顧展などと そんなセンチなものではないが でも自分の思いはあふれるほどあるようだ。 猫じゃらしの空野原で遊んでいたあいつが、どんな個展に…

残り香

夜通し描いて、昨日の朝仕上がって展示し 初日にDMを持って最初に観に来てくださった方が 感動して購入してくださいました。 ミーが眠っていた布団が 盛り上がって まだ温もりの香りが残っている印象ですが、 単に布団というより、その部屋に様々なもの 心…

銀座ツープラス個展始まる

猫と風の交差点の個展がいよいよ始まりました。 初日から盛況で、2点の作品の里親が決まりました。 感謝しております。

装い新たに搬入

猫と風の交差点に、今までと異なる額装丁で 展示した作品もあります。 『ネコ住職とネギ坊主』

花火

花火のように 闇を照らせ 花火のように 勢い良くエナジーを出せ 花火のように 日ごとの準備を積み重ねろ 花火のように 潔(いさぎよ)く生きろ 花火のように 美を鮮やかに保て 花火のように 人の心を振動させろ

結婚記念日

私たちが結婚を決意した記念日 満5年。 もう何十年も共にいる気がする。

無機質の中の美

私たちには 美が必要だ。 建物は 入れ物の箱ではなく 一つの所で、何でもある安直買い物場ではなく 喧騒付きの宣伝音楽でなく 香りがあり 外の空気があり 外の光があり 五感が死なない環境が必要なのだ。 それを大事に思わない人も大勢いる。 でも、きっとす…

完成

押し出す力

力ずくでは押し出せない。 すっと持ち上げてくれる何かがあり 自分に宿ったものが共振して すっと押し出されるのだと感じる。 きっと絵を描くとは、そうしたことだ。