2021-02-01から1ヶ月間の記事一覧

砂金のような月夜

今夜の空はなんだろう・・さらさらの粒子・・砂の粒々で出来ている夜空だ。 砂の空に浮かびあがった月・・おぼろ月夜というより、 砂金が集合して丸く固まった、優しく強い輝き。 銭にも金塊にも縁のない自分だが、今夜はとてもリッチな散歩ができたのだ。 …

十二単と桃の節句

お雛様が着ている十二重に、 十二分にと一年12か月を通しての母親の思いを込めて、 絵を完成させて発送できて良かった。 題名は、「十二単に冬を越し」。

再会・・最高と最悪

一昨日、電話がかかってきた。8年前個展を開催した某書店ギャラリーからだった。 昨日、彼は和やかに私の絵の印象、独自性を絶賛したが、本題は違った。 再会は最悪だった。結局宗教の勧誘だったのだ。 貴重な時間を割いて調整したことに、失意し憤慨した。 …

チューリップ球根5種追加で、鉢植え25種に

昔、何回か母にチューリップの球根を買って届けたことがある。 花を育てる名人だった亡き母‥今年も咲いたよ、お前がくれた球根は元気だと、 嬉しそうだった。。 母の血なのか、 秩父で借家でない暮らしをするようになって、 花や野菜を育てることと、生きる…

揺れる白髪・・冬の裸の蔦と細枝

寒風にさらされて光を浴びながら揺れ動く そんな あなたたちは美しい。 滝のように流れ込む 枯れ蔓たち。 冬のヌードの細枝たち。

カウボーイじゃあるまいし

シルエットだけなら、なりきれるのかい? 手を上げろい やなこった そうだいなああ・・ 秩父西部劇のお粗末 苦笑

午後の輝く山に雲影 2年かけて

山も空も雲も、 綺羅星の、散りばめた粒子となって、 午後の西日で黄金のように輝く。 雲は風で形を変えながら、 影となって山肌を滑り出す。 2年越しに制作途上だった絵が、 【西日の円盤】と言うタイトルの作品となって、 発送できて良かった。 完成作品の…

【視察】埼玉伝統工芸会館・ギャラリー

2月17日は、今年の11月から個展開催予定※の、小川町、 埼玉伝統工芸会館内にあるギャラリーを視察させていただいた。 小川の和紙の代表・・細川紙は、2014年11月27日に ユネスコ無形文化遺産に登録されました。 その同じ月に、【香本博、小川和紙で描く …

風呂場檜補修2

風呂場をリフォーム設計して檜壁面で完成してから、 もう9年近くになる。一部のヒノキ材(2か所)に腐食浸水が見られたため、 1月25日に準備加工し、2月9日に最初の箇所を終えて、 この日に正面足元の補修を行った。 腐食部の乾燥、コーキングで防水。新ヒノ…

松風を音楽と感じ、音楽寺。絵描きが鳴らす鐘が木霊した。

秩父に20年以上住んでいるが、音楽寺に来たのは二回目。 有名な割にはかなり質素で渋い趣だ。 秩父に札所を開設した動機は、確か幕府の思惑からだと記憶しているが、 開創は十三人権者によるとなっている。日本全国で音楽寺という名称の寺は、 秩父と愛知県…

よもやとよぎった深夜の地震

昨夜11時8分頃、福島県沖を震源とするⅯ7.3の地震が起きた。 寝ようかと言う時間に緊急地震速報で、揺れたので、 よもや東日本大震災の二の舞かと言う恐怖がよぎった。 気象庁の会見では「2011年に東日本大震災を引き起こした巨大地震の余震と考えられる。余…

宝登山登頂

歩いて宝登山を登ったのは4回目※。洋子と帰路も歩いたのは初めてだ。 ゆっくり休み休み、近道しないで1時間40分ほどで登った。 マスク着(人がいない状態では脱)の息苦しい登山は初めてだが、 曇天で往復12000歩・・汗だくにならず、理想的な良い運動になっ…

Mahora稲穂山(旧ムクゲ自然公園)、森の美術館へ

リトリートフィールドMahora稲穂山としてリニューアルされた、 旧ムクゲ自然公園にある森の美術館へ 昨日うかがった。 http://www.inahoyama.com/ 吉田迪子さんの個展を拝見したが、ここでの展示で最も拡がりを感じ、 作品のみならず、展示の仕方が素晴らし…

暗いビル街に鬼が木を植える

鬼は外・・節分の豆まきが中止。 経済破綻で売りに出されたビル群。 災厄の象徴・主役のはずの鬼は、 新型コロナに座を奪われ・・多くの交差する印象を絵にして、 【鬼の霍乱】と言う作品として発送できた。

鉢植えの花入れ替えで、亡き母を想う。

春に向けて、庭の鉢植えの花を入れ替えた。 土を掘って、記念樹の桜と、紫陽花も鉢から出して植えた。 人はいつかは土に還る。今後も土に親しんで暮らしたい。 ちょうど1年ほど前に大怪我をして、あわや右手が使えなくなる事態に。 15針の手術をして、絵も描…

風呂場檜補修1

この風呂場を作って9年目になるが、 檜壁面の下方・・床近くの常に水がかかる部分が、 一部腐食して水が浸みていた。 1月25日に薪として入手した中に混じった檜の残材を見て、 これで何とかしようと、灰色の脳細胞で知恵を絞った。 二か所の内、特に腐食して…

小さな【青春】見つけた

今年も見つけた・・まだ一つだけでしたが。 この小さな青い花、そうです、オオイヌノフグリです。 凍てつく大地、霜から湯気の出る中で、 【青い】花が【春】到来を予感させる。 小さな【青春】見つけた?んでしょうか? いえいえ、我が世は冬が多いのですが…

18年目の飯能風土季

有志で田植えから仕込みまで参加で日本酒を作る「一苗倶楽部」。 発足二年目から参加している新酒を、丸屋酒店で受け取った。 17年間田植え、雑草取り、稲刈り、蔵作業の何らかに関わってきたが、 コロナ禍で何の参加も出来ずにいただく風土季は、今回が初め…

ポスター展で頑張る飯能商店街

飯能は、個展その他でも長年お世話になっている地です。 特に丸屋酒店、吉田屋呉服店さんとは古いお付き合いです。 個人の意見ですが、私は大店舗が、街の魅力を低減させていると思います。 何処に降りてもイ〇ングループやアウトレット・・のっぺらぼうの印…

霜童の優れた造形は続く。

連日氷点下の朝、霜童の造形が絶好調です。 本当に素晴らしい。

新米農夫が見る、ねぎらいの空の印象

額に汗する労働(ねぎらい)への、 お疲れ様の終業ベルは、美しい夕暮れの空だ。 夕焼とは限らない。 空を構成する、散りばめられた粒子 思いを形にして発送できた。題名は【空畑】。

自宅で手作りの恵方巻

今年は124年ぶりに節分が2月3日ではなく2日になった。 毎年馬鹿みたいに騒いで、コンビニで馬鹿みたいに、 添加物だらけのを大量に作って、膨大に食品ロスする【恵方巻】。 コロナ禍で、初めて手作りで作ってみた。

朝月と工事音

冷え込んで澄んだ冬の青空は、 朝に月を白く浮かび上がらせる。 朝から何台もの重機の、工事音と振動が響く。 2年前の台風19号で崩落した、別所浄水場浦山周辺を、 防策工事しているのだ。 安全対策で仕方ないがうるさい。はやく終わってほしいものだ。

『こころ息』2021年2月いちまいの絵

『こころ息』Breath from the heart粗目アルシュ紙に交響(多種)水彩太子サイズ(約40×30㎝) この絵を描き始めたのは去年の2月だ。当時は対岸の火事的扱いだったCOVID-19が、豪華客船などが契機でじりじりと拡がり、街からトイレットペーパーやマスクが無…