2023-01-01から1年間の記事一覧

中川村の【アルプスの息吹】

【アルプスの息吹】Breath of the Alps. 地鳴りのような欠伸をしそうな絶景・・中央アルプスの朝の目覚め。長野県上伊那郡中川村で実際に見た光景だ。雪山の中に炎(力強いパッションの動き)を感じる。 鉛色の混じった青空に白い躍動が見えるのは、狼煙にも…

春の山菜のバスストップ 【春のモグモグ号が行く】

【春のモグモグ号が行く】The Mole Subway "Mogumogu-go" advances through the land of spring. 暖かくなった春の夜中に、モグラは「地下鉄モグモグ号」となって、地中を進んでいく。春の「各駅」には、ノビル、ナズナ(ぺんぺん草)、ホトケノ座、ヒメオド…

フクシマ原発人災から12年【置き去りにされた道】

【置き去りにされた道】A neglected and abandoned road.紙に多種水彩 よちよち歩きくらいの子供が、たった一人で泣いている。馬の蹄鉄のようなトンネルに、大きくうねった道が見える。3.11(東日本大震災)から12年が経過しようとしている。 3.11のことをだ…

大鹿村展示とリンク【月夜のブナで逢いましょう】

【月夜のブナで逢いましょう】Let's meet secretly under a beech tree on a moonlit night.紙に多種水彩 叶わぬ恋の二人が約束したのは、満月の夜、大きなブナの樹の元で逢うことだった。ここまでは見張りも追って来れない高台にあるからだ。ブナの樹にたど…

いちまいの絵 2023年3月【外套を脱いだ蕗の薹】

雪の養分と日中の気温が和らいで、今年もようやく蕗の薹が、自宅前にも顔を出してくれた。秩父に移転した当時、馴染みの天麩羅屋・喜多八さんで、「香本さん、これ描いてみるかい」と立派な蕗の薹を二ついただいた。一日も置いておくと、どんどん開いていく…

【霜柱が開けた口 -霜の海-】

今週の香本博 作品no.94 【霜柱が開けた口 -霜の海-】The frost column opened the mouth of the frost whale. 秩父に来て驚いたことの一つが霜柱の大きさ(高くて太い)だ。さらに驚いたのは午後3時頃になっても溶けずに、そのまま倒れていくことだ。 盆地…

飯能風土季20周年の美酒を呑む

初期から毎年関わってきた、田植えからの有志による日本酒・飯能風土記。 今回も美味しい。 田んぼの鈴木さん、五十嵐酒造さん、丸屋酒店さん、 メンバーの皆さんの努力で継続・・それだけでなく 向上進化し続けていることに喜びの味が増し加わった。 それに…

今年も三島由紀夫の?天覧山へ

2023年低山登山part2は、飯能の天覧山。 何度も登っていると、息切れも無く、足への負担もほぼ無い感じ。 身体が自分に寄り添ってくれているようで嬉しい。 パートナーと登れたことにも感謝。 知らなかったがここは、三島由紀夫のSF小説【美しい星】の 印…

自宅前のサバンナ

ここに引っ越してきて約20年。 自宅前の寒い日の朝のほんのひと時に見える、 朝焼けに輝いた光景・・サバンナみたいとずっと思ってた。 ようやくそのオモイを一枚の形にできた気がする。 artkomoto.blog.shinobi.jp

雪明け晴天。夜半のブル除雪に感謝。

昨夜9時過ぎに、どうやら雪は止んだ模様。 最終的に22㎝の積雪・・10年前は1m近くだったので、 胸をなでおろした。 それでも夜に受信不能となったBSアンテナの雪を払いのけ、 クルマ除雪も完了。 濡れて冷えた身体は、薪ストーブと炉端焼きなどで・・。 深夜…

久々の雪かき。積雪22㎝となった秩父の雪

天気予報より早く朝からちらほら雪が降りだした。 自宅の夕方5時現在の積雪17㎝。止む気配が無いので、 家の前からクルマ周辺まで一回目の除雪をしました。 朝までどのくらい積もるのか? 足軽ではありませんので念のため。 #雪かき #除雪 #秩父

浦山ダムの水模様、空模様

久しぶりに浦山ダムへ。北風が刻むカチンかちんの水紋の中に泳ぐ水鳥たち。 先日の姿の池には、こうした模様はできない。 見上げれば、鯨の鰓(エラ)のような雲が動く。 ダムからの一望で感じる盆地秩父。 人工的なダム湖の底に沈んだ世界を、どうしても想…

寄せる皺の波のような

厳寒の北風に揺れる裸の木々。 その細枝たちを見ていると、 自分に刻まれていく皺(しわ)のように、 また緩やかなカーブが、波のように見えた。 【寄る年波】という言葉があるが、昨年暮れに左足の肉離れがあってから、 それを感じてしまった。 しかし若い…

コング鬼と節分草の少女

【節分草と赤鬼】Evanthis pinnatifida and red ogre. 節分の時期に咲く日本固有種の花「セツブンソウ」。その花が少女となって、節分の赤鬼の手のひらにいる。花言葉は「微笑み」だが、赤鬼は烈火のごとき表情で「俺から逃げたら許さんぞ」と睨んでいる。キ…

いちまいの絵2023年2月【羽根つき雲2月と風童】

羽子板で羽根つきする・・年明けのそんな遊び、今の子供は知りもしないだろう。 昔は「風の子」※であった子供は寒くても外が好きで、 風を取り込んで木で作ったもので、元気に遊んだものだ。 冬の時期、羽根つき羽のような、 それが飛んでいるようなたくさん…

今週の煙突

薪ストーブの煙突から出る煙を、 その暖かみのある味わいを ようやくこんな形で絵にできて、 良かったと思っている。 【大寒波雲 vs 煙突の煙】Clouds created by a cold wave versus smoke from the chimney of a wood-burning stove.紙に多種水彩、パステ…

最強寒波の日に旅立ちの丘へ

10年に一度とされる最強寒波の日。 午後2時前は日が出ていたので、ミューズパークを約4000歩・歩いた。 旅立ちの丘からの見晴らしと合唱・・、 生徒・子供たちの未来を想う気持ちが伝わってくる。 音楽堂と野外ステージは工事中だった。 寒空と太陽・・強烈…

吸い込まれる寒空・咲き始める梅と椿

少しだが、ミューズパークの梅園で梅が開花していた。 蝋梅も蕾を膨らませ、わずかに咲いていた。 冷蔵を開けたような寒気の中で椿も・・。 「椿咲く春なのに、貴方は帰らない」という歌があったな。 春よ来い、人の暮らしを温かくする、 「春のこころを持つ…

寒波到来前に音楽寺散歩

月一回の定期診察(健正堂)も無事終え、 足腰のために音楽寺周辺を歩いた。 無慈悲で非道な貧困生活を強いる格差に、反旗を掲げ声を上げた場所。 自分もそうしたいくらいの格差ニッポン・・北風が頬に痛い。 到来するのは大気の寒波だけではなく、 経済寒波…

ミー君生地の銀座風に吹かれて

コロナになってから歩けなかった銀座通りを、 久々に歩いた。秩父飼い猫初代ミー君は、 銀座の生ごみの袋に捨てられていた子猫だ。 銀座勤めの友人が鳴き声を察知して救い出し、 夫が営む一橋学園のビデオ屋さんに連れ帰り、 たまたま映画レーザーディスクを…

空は国境無くつながっている

昨日 #今週の香本博 89作目 「つながる空の片隅で」を発送できて良かった。 10年ほど前に「ひきこもり」という題で描いた絵は、 完成にまで至らずじまいだったが、 コロナ禍、戦争勃発でこの絵をあらためて見たとき、 ウクライナの空と、地球上のすべての空…

寒気の芝桜の丘へ

花の無い時期の羊山に散歩。 春には45万人近く来場(コロナ以前)のこの地も、 今はひっそりとしている。 ただ一部の芝桜は、寒風にもめげず健気に咲いていた。 喧噪の無い中散歩していると、 ちょうどポテくま君が自宅にはいるところ・・んなわけないか(笑…

初登山は野土山

昨日午後2時頃急に思い立って、長瀞の野土山に登った。 低山・標高209mは、登山というより散歩に近いが、 初の足腰慣らしにはちょうど良い。 見晴らしも良く、深呼吸の爽快感嬉し。 頂上からは、梅の一部開花が見られた。 また桜の時期に来られると良い…

薪ストーブ用に天日干し

いただいた廃棄木材を、天日干しする。 感謝と共に 大切に使わせていただくために。 山中隆太郎さんとのご縁に感謝。

コサック爺さん

寒いからですねえ。 寒風の中歩くんですからねえ 時には・・

「対岸の夕陽」が里親さんの元へ

埼玉伝統工芸会館の個展で予約していただいた絵を、 額装して無事お渡しでき、とても嬉しいです。 しかもストーブ用に一年半も乾燥した薪まで持ってきていただき、 感謝感激です。 バクは夢を食べると言われますが、 これは自分が見た夢によって描いた作品で…

チェリーレーンLIVEで平和の大切さを想う(ゲスト:小室等、イケコ)

「死んだ男の残したものは」は、 半世紀以上前(ベトナム戦争最中の1965年)に作られた歌曲だ。 北本市内で開催されたアコギ天国LIVE#20で、小室等さんによって歌われ、 「よもや今になって戦争が起きている状況で、この歌を唄うとは思わなかった」と語った…

4分割の四樹

コロナ禍となった2年前の1月から始まった #今週の香本博 2023年最初で通算88作目がこの絵となりました。 artkomoto.blog.shinobi.jp

駿のお届け

昨年ジャズ・ピアニストとして活躍されているSさんからご注文いただいた馬の絵を、 さいたま市のご自宅にお届けにうかがった。 【駿のめぐり】というこの絵は、数々のご縁から印象を凝縮した作品。 気に入ってくださって感謝です。

正月料理と飾り的な・・

年越し、元旦と三が日に、きちんと出汁をとって作って食べた 「絵描き男の料理」の紹介。 お飾り的なものも、兎のイラストを描いて安物を改造して終わり。 毎年暮れになると「本当に年が越せるのかな?」と不安になる画家。 でも地主さんにまとまった土地代…