「対岸の夕陽」が里親さんの元へ

埼玉伝統工芸会館の個展で予約していただいた絵を、
額装して無事お渡しでき、とても嬉しいです。
しかもストーブ用に一年半も乾燥した薪まで持ってきていただき、
感謝感激です。
バクは夢を食べると言われますが、
これは自分が見た夢によって描いた作品です。
向こう岸に沈む夕陽の中で輝く、ウリ坊のような動物・・
実にバクの息子だったのだ。
いつはぐれたのか?朱赤に染まる対岸は、戦火のあの地ではないのか?
不安が錯綜(さくそう)する。
ウクライナでは、動物も大変な状況にあるが、
この絵は、シリアスに訴える絵ではなく、
バクが見て悲しむ夢の物語という形にしたかったので、
窓を作って貼りつけて、紙芝居の一枚のように作った。
【対岸の夕陽】 The sunset on the opposite bank.
※昨日の階段 2023年1月9日 #hiroshikomoto