空樹木と ヌクヌク


昨日も暑かった。
ひとつの大きな仕事が終わって一息つけた気がする。
缶ビールを飲んで、ベンチに座っていると
焼け焦げて音を出して沈んでいるような日暮れの太陽
沈んでも空は明るく、高く高く 雲の樹木が現れた。
おもわずスケッチした。
自分の中に、連日次から次へとインストールされるイメージ
ある意味勝手に心を奪われてしまう
ちょっと心の部屋を整理してから迎え入れたいから待ってくれ
そう言いたいが、容赦なく入ってくる。
もっとも、そうした心が無く『今度は これで行きます』などと
言うようになったら、作家ではないし、そんな悲鳴も
必要ないだろうが・・・。
今日大容量で入ってきた空樹木 ・・いつ形になるだろうか。

まったく別のイメージで叫び続けているモチーフがある。
ヌクヌクだ。
バスタブに入っている象
しかしここに小船が来る・・
きっと自分の中に 何か求めているものがあるのだろう。
描いている自分も不思議だ。
こだまのように何度も鳴り響いてイメージが消えないのだ。
シリーズで描くような気がする。
昨夜は、ホタルが元気だった。
すぐ近くまで飛んできて、しばらく私の近くにいてくれた。
2階の窓を網戸にして開けて眠ったら、朝方は寒かった。