2020-01-01から1年間の記事一覧

札所26番27番。影森巡り

秩父に住んでいると、人からこう質問される。 「お宅は、札所南蛮何番の近くですか?」 20年も秩父に住み、そのうち影森付近に15年くらい住んでいるのに、 最寄りの札所がこの二つだということが、 ようやくわかった(汗)。 ●札所26番 円融寺 ここでは…

四萬部寺の紅葉とワイン色の絨毯

今年もここで、鮮やかな紅葉を見ることができた。 ほぼ同じ時期に見に来るが、毎年どこか違った印象を受ける。 その年の気象状態(雨や乾燥、寒暖の差)などによってだろうが、 今回は地面が、まるでワインレッドの絨毯のように、 日陰の落ち葉が、敷き詰め…

【どこか懐かしい風景絵画】津山個展を紹介の記事に感謝。

開催中の個展「津山は遠くなかりけり」。津山への想い、くみ取ってくださり感謝です。14日に掲載されたそうです。 【どこか懐かしい風景絵画を展示】津山市安岡町(岡山県)出身の画家・香本博さん(65)=埼玉県秩父市=の絵画展「津山は遠くなかりけり…

17歳の孫娘へ

いつのまにか少女・・孫娘は「花も恥じらう」17歳になった。 孫娘が産まれて翌年、そのお兄ちゃんを描いた絵。 彼の妹を慈しむ、彼の心も描き入れていた。 そんな彼も大学二年生。 今も仲のいい兄弟でいてくれて嬉しい。 若いっていいね・・でもその分自分…

イッキューさんと元気に再会

12月の個展のDMを、郵送ではなく直接手渡ししたくて。 入間市のアトリエ・ワタナベさんへ。 茶畑に囲まれて、看板娘ならぬ看板犬のイッキューさんが、 元気に出迎えてくれた。 ワタナベさんで花テーマの個展を開催させていただくのも、 今年で15回目・…

午後3時15分、西日のシロップ

立冬が過ぎた大気の、午後3時15分、 一日のほんのわずかな数分間だが、 山と森がキラキラ輝きだす。 コントラストが強烈になって、 樹木たちが、なんだかカラフルキャンディ―に見えてくる。 西日という色合いが加わって・・つまりカラーシロップをかけた…

来年5月に川越スカラ座で個展決定

一世紀以上の歴史がある老舗映画館【川越スカラ座】。 ロビーのギャラリースペース(小さいですが)で、 2021年5月一か月間、 個展をさせていただくことが決まりました。 詳細は後日。乞うご期待です。 http://k-scalaza.com/index.html

寒風に咲くサクラたち

春満開の芝桜の時期は、コロナ禍で入園禁止となった羊山。 頬に寒風を感じながら歩いた。 メンテナンスの方々を彼方に見て、 冬の桜・十月桜や、アーコレード桜が美しく咲いていた。 寒さとコロナ禍で、肩を落とし俯きがちな人間に対し、 サクラたちが深呼吸…

花テーマ個展15th【その秋に咲く花】12月開催

コロナ禍で開催が危ぶまれたが、 特別な2020年にも意義深く開催させていただくことが決定。 アトリエ・ワタナベさんに感謝です。 香本博個展 130th 【その先に咲く花】 2020年12月9日(水)~12月26日(土)12:00~17:00 (最終日は16:00まで) 期間中休…

「こもれびの庭」に咲いたコウムとスノードロップ

ひさしぶりに君たちに会えた気がする。 達磨さんが繋いでくださったご縁で、 2016年から二年にわたって開催した、高崎クリスマスローズガーデン。 その際、秩父からも視察に来られていたが、その思いが羊山で息づいている。 「こもれびの庭」 クリスマス…

一包化のお年頃?

クスリの飲み忘れを防ぐ方法が「一包化」で、日付ごとに包装されて渡される。 高齢者の認知ということばかりでなくとも、多忙な若者でも飲み忘れはあると、 健正堂の医師に勧められ、ついに自分も身をゆだねた?(汗)。 以前、お薬手帳は忘れましたか?と薬…

薪ストーブの煙突掃除

隣組のHさんが協力してくださって、 今年も薪ストーブの煙突掃除ができた。 圧倒的な暖かさ・・材木を譲ってくださる方にも、 掃除を手伝ってくださる方にも、 心から感謝します。 www.facebook.com www.instagram.com

津山のアムズ・ギャラリーで展示スタート

郷里の方々のお力で、実現しました。 コロナに負けるな・・そんな言葉が巷にあふれていますが、 この展示ができたのは、まさに「コロナに負けていない」証となりました。 www7b.biglobe.ne.jp

長瀞の風を受けて

まだ紅葉は「道半ば」だけれど、 長瀞の川風と林風を受けたくて散歩した。 名前の通りの「瀞」穏やかな流れと、牙をむくような荒い流れ。 荒川を近くで体感して、川沿いのスリルある傾斜道を歩くが、 この先キケンのバリケードが増えて、 今日はこの辺でと、…

水に遊ぶ光童、月を飾る雲たち

きらきらと飛び跳ねているような、 水の流れのうねりの上で、 サーフィンしているような光童(ひかりわらし)。 寒い朝でも、きみたちのおかげでゴキゲンだ。 ありがとうね。 晴天の月も良いけれど、 君たち(雲)のおかげで、壮大に演出されるね。 どうもあ…

【福島の今】鈴木邦弘氏が自ら歩いた体感の絵たち。

青い空に広大な野原・・フクシマの奇麗な風景のイラストだなあと思いきや、 いや何か違う、その違和感が立ち入り制限の看板だったり、 フレコンバックの黒々とした山だったりする。 そこを歩くのが、犬を連れて普通のおじさんだからこそ、 ごく普通の生活が…

津山へ作品発送。

慌ただしい中、なんとか作品を発送できた。 分納ではあるが・・整然と準備できない自分に、 今更ながら未熟を思い知らされる。

『あかねの秋』いちまいの絵11月

『あかねの秋』The golden sky where red dragonflies dance.交響(多種)水彩 400mm×320mm 一瞬黄金色に染まる空に、一面覆うように飛ぶアカネ(赤とんぼ)。子供の頃、ススキの原っぱと風が遊び、その中を描けると「なにか未知の生き物がいるかも」と、わ…

万力公園でフラミンゴに会う。

ここを知ったのは、10年以上前に【万力】というワインを フレンチの名店・楽時舎で知ってからだ。 もう楽時舎も無いが、万力公園をゆっくりと歩いたのは初めてで、 しかもチリ・フラミンゴに会えるとは思わなかった。

雁坂大橋の紅葉

飯田も大鹿村も、沼田も、大月もリゾナーレ小淵沢も、 今までやってきた幾多の個展で通ってきた雁坂峠。 久しぶりに(今回は個展ではないが)ここに来た。 私が秩父に来る2年前にトンネルが開通したらしく、 大昔からの夢(埼玉と山梨を国道で行き来できる…

津山で、来季に向けての個展開催決定。

会場と主催者のご厚意により、 コロナ禍ですが対策(※1)をしながら、 郷里・津山市での個展(※2)を開催していただけることになりました。 香本博個展 【津山は遠くなかりけり】-来期に向けての特別絵画展示- 会期 2020年11月5日(水)~11月23日(月)10:0…

クールな空に、パッショナブルな秋雲たち

なんという表現力だろうか。 なんという力強さだろうか。 なんという繊細さだろうか。 そして・・なんという美しさだろうか。 これはもう、感動なんてものじゃない。 私の心を間髪入れずわしづかみにして奪い去る・・、 芸術的な拉致 ともいうべき光景なのだ…

引き連れて、燃えて

昨夜の雲は、なぜかとても明るく感じた。 しばらく見入っていた。 月がたくさんの従者の雲をしたがえて、 連れて行った。 私も連れて行ってほしかった。 そして燃えた。 樹木の葉が膨らんで萌えるように、 空で燃え上がっていたのだ。

今秋も影童が橋を渡る

冷え込む朝、特有の光で姿を現す影童(かげわらし)。 今秋も空中の橋を渡った。 www.facebook.com

木工房ナガリ家個展at矢尾百貨店

ダニーさんとかほるさんの、愛情あふれる作品が並ぶ【木の小物に囲まれて】。 木通(あけび)を添える気遣いに、自然界に対する優しい眼差しと、 感謝の想いを感じる。 だからこそ、木のぬくもりが一層際立つ作品になるのだろう。 今回はガラス工芸作家・濱…

ちぎれ雲よ、津山へ届け!

ちぎれ雲が四つ足となって進んだ。 少しでも早く、自らが動いて、けっして受け身にならないためだ。 新型コロナ感染・・終息どころか拡大の今。 私の心は、この雲のようにちぎれかかっている。 でも、あきらめない。 津山への想いは、こんなことで消させたり…

母の墓前に「秩父の母」が

明日26日が3年目の母の命日。 生前、懇意にお付き合いしてくださった、 山中とし子さん(私が 秩父の母 と呼んでいる)が、 昨日24日に、墓参りに同行してくださった。 話好きの母に寄り添って、映画館も二回一緒に、 たくさんもてなしてくださった方を、 秋…

山並蒸気と秋の陽射し

空も大気も、 陽の伸び方も角度も、 秋だなあと思える瞬きを感じます。

苔の産すまで

盆栽は大嫌いだ。無理やり小さく、羽交い絞めに自らの驕りの形にする印象だからだ。 しかしその根元の土にある苔・・盆栽に限らずだが・・苔は好きだ。 コンクリートやアスファルトは土を酸性にするので苔はあまり育たない。 やはり自然界の石に装う苔は美し…

あぶない画家とモスグリーン

モスグリーンの早い流れを見て、※大滝水力発電所近く そばに行って、その波風や色や音を感じないではいられなかった。 あぶない刑事というドラマがあったけれど、 あぶない画家と言われた男がここにいる(苦笑)。 あえて川の中心に行こうとジャンプしたりは…