例年なら20~30万人の人で賑わうはずの秩父の
静かな夜空に、威勢のいい轟音と共に、
2300発の大輪の花が咲いた。
「新型コロナウイルス終息と悪疫退散」「全国医療従事者への慰労と感謝」
「地域社会の経済活性化」の願いを込めて、地元企業(※)が花火を買い取って、
40分間で集中して打ちあがられたのは圧巻・・胸に迫ってきた。
闇夜に誰も阻むことのできない花がどんどん大きく開き、
その瞬間ドーーーンという音で砕け散るさまは、
コロナ禍で塞ぎがちな心身を軽くしてくれた。
来年は、良い年になーれ。
※ 地元企業 キヤノン株式会社、キヤノン電子株式会社、秩父観光協会秩父支部