絹甚の卯建 ウダツのあがる絵


明治37年に建造された店蔵絹甚は、飯能で唯一
屋根の両脇に卯建(ウダツ)が設置されて(あげられて)いる。

隣りの町屋からの移り火を防ぐためのものだが、
割り増しの費用が、かなり必要だったらしい。
それで、現在では、財政面で向上するとか、「見栄えがする」
という意味として使われる。
私の絵は、ウダツがあがっているだろうか?
混乱し、殺伐という炎に会っている人の心が安らぐものだろうか?
うつぶせではなく、天空に向かって反り立っている
見栄えのあるものだろうか?

どんな会場かが大切というより
作品力が大切だ。自分の絵に ウダツオーラがあるように!