かかった時間の豊かさ

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久しぶりに珈琲豆を手挽きする。ガリガリという砕かれる音は、

香りの音符となって、指から腕、全身に感じるリズムとなる。

粉を入れて抽出し、芳醇に薫り立つ液体となる。

時間をかけて入れた珈琲の味は、機械頼りのそれとは雲泥の差。

かけてと言っても数分単位の時間なのに、なぜいつも機械なんだろう?

目の前の、やらなくてはならないことに自分を追い立てて、

片付けなくてはならないことで過ぎて行く毎日。

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昨年末、新型コロナ感染者数が激減して年明けした2022年。

それが1月前半から一日の感染者数は過去最高となって、

なんと10万人を超えた。

2020年4月7日は たった?700人で、緊急事態宣言を出したのに、

その百倍以上になっているのに生活支援をしない政治。

水際対策不十分なことは棚上げして、皆さん増やさないようにしてと、

国民が悪いような言いかた。

どうしようもないことが、どうにもできないことがほとんどだけれども、

さあ、珈琲くらいの数分の時間は、自分で豊かにしようよ。