印象と概念

一橋学園の床屋に行くのに
西武秩父に歩いて向かっていた。


何度も通って見た木なのに
日中なのに、西日に暮れる色に感じる・・
近くの別の木は、日中の印象色だ。

所沢から小平で乗り換えて拝島行きへ
いつもと同じように乗り換えたのに
たまたま快速だったために、
萩山を通過して玉川上水まで行ってしまった。
一日10本だけの電車に当たった。

しかし、この駅で見た夕日の印象は
籠や茨で囚われた夕陽

人は見るものを判断したり
行動したりする際
印象や概念で
なにかを決定する。
私もそうだが、それが頑固すぎると
感性は貧困になる恐れがある。
海を見た者は、川を語らず という言葉があるようだが
決め付ける人は、川で語るに似ているかもしれない。

床屋を出て、人間らしくなった私は
パートナーと合流して
今年初めての映画を観た。
そんなのありえないという油断概念によって起きた
実話を下敷きにしたもので、
手に汗握る展開で30分くらいに感じた。
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