描けないときは自分が存在してはいけない気がします。

毎日まったく描かないわけではありません。
でも今の自分には、また違う
『別の “動こうと” 伸び方向が定まらない』自分がいます。
何かやたら疲労しています。
別の自分が、今の自分を食いつくそうとしているのに
どう食べてどう消化していいかわからないのです。
きっと今の『もやもや』は、明日に向かっているのです。
描いているのですが、今の自分の心の声とイマジンを画布に注ぎ出せない自分は
地球上で最も愚かなものに感じます。
空気の役にもたたない・・
存在してはいけない人間に思えます。
でもきっと、描く事でしか先に進めないのですが
今の『得体の知れない動きを』描くすべを
今の私は知りません。
画家は描き続け、見ていただく絵画は
常に途中経過なのです。
なにか、自分が何もしていない気がするのです。
きっとこれは脱皮の苦しみなのでしょうか。

はりこの虎