銚子で描く人

旅をして部屋に入っても
いつの間にか絵を描いている自分がいる。
自分では『描くぞ』とか『時間だ』などというのは無い。
いつの間にか、パートナーが写していた。
犬吠埼灯台と透き通った光をスケッチしていた。
遠くに船が見える。
朝日は拝めなかったが、厚い雲の海の灯台のような絵でありたい。