2009年2月に急死した孝男兄さんが眠る墓所。
実に7年ぶりのご無沙汰で、心の中でお詫びと出来事の報告をし、
洋子を見守ってやってほしいと願った。
見晴らし良く、晴天で風もなく、好きなウイスキーと、
りんどうなどの生花を供えた。生前、初めの頃は私の絵を『楽しみ』でやっていると誤解していたが、表参道ヒルズや他の個展を見ていただいてから、気づいてくれたのか、
私にこう言ってくれたことがある‥「人を感動させる仕事ができる人は少ないが、香本さんはそれをしている・・素晴らしいことだ。」と。
生きていれば71歳・・もっともっと絵を見てほしかった。酒も酌み交わして話がしたかった。また来ます。どうか安らかに。