構想・ラフスケッチから5年かけて完成した絵を、昨日お届けしました。
作品は【落葉と団栗のメリーゴーランド】。
古民家ギャラリーかぐやでご高覧くださいました。
当初は、ドングリだけで、風で舞っているようにというイメージもあったのですが、
山里から追われて来た、首の曲がった小鹿と自宅前で会ってから、
木の実の循環、命の循環、実の成る木を植えること、むやみに伐採しないこと、
それが人間の暮らしも脅かさず、恩恵も得られる・・そんな巡り（準繰りに廻る）を
メリーゴーランドに見立てて完成させようと決めたのです。
里親になってくださったのは、埼玉県比企郡の【風の杜】さん。
なんと団栗の樹に深い思い入れを持たれていた。山猫軒個展期間での休憩中にも進めていた絵だが、山猫軒御用達のパンこそが、「ブロンジェリー"風の杜"」さん。
ご縁があったのですね。安心できる里親さんの元にお届けできて、
本当に嬉しいです。ありがとうございました。
帰る際、坂の上から見た夕日は、心温まる色に思えました。
「ブロンジェリー"風の杜"」
http://kazenomori.livedoor.biz/
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