絵本作家の田島征三さんと、神保町のブックハウスカフェでやっとお会いできた。
直接お会いしてお礼の言葉を伝えたかったのだ。
初対面(メールでのやりとり有)でも、とても気さくな笑顔。
挨拶させていただけて良かった。神保町は、クラインブルー個展以来だったが、
征三さんのプレミアム・トークをスライド付きで拝聴できた。
【絵本・あめがふふる】をなぜ描いたかの話が、特に響いた。
最近台風被害があったが、そのことを描いたわけではない。
天気の日は、人が川に行って、川に住む魚を釣ったりする。
その際、ヒトの領域と魚や動物との領域は、住まい、道、川とかで区別されている。
雨がどんどん降って増水すると、道が川になって、領域を超えて、
今度は魚が人の領域に入ってきたりする。
その自然界の不思議・・地球の生きものは繋がっているんだという恵を、
描きたかった(文章は、実際の言葉と違う面もあります)。
田島征三さんは、自然を愛し、ヒトの本来の生活を望み、表現する芸術家。
大島でハンセン病患者が強制隔離された現実を、瀬戸内国際芸術祭で作品にした。
この模様は、11月24日の【テレメンタリー2019】で放映されるそうだ。
https://www.tv-asahi.co.jp/pr/contents/20191123_14120.html
http://ehontokinomi-museum.jp/profile/