神保町で田島征三さんと

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絵本作家の田島征三さんと、神保町のブックハウスカフェでやっとお会いできた。

2020年原発止めよう秩父人カレンダーでお世話になり、

直接お会いしてお礼の言葉を伝えたかったのだ。

初対面(メールでのやりとり有)でも、とても気さくな笑顔。

挨拶させていただけて良かった。神保町は、クラインブルー個展以来だったが、

征三さんのプレミアム・トークをスライド付きで拝聴できた。

【絵本・あめがふふる】をなぜ描いたかの話が、特に響いた。

最近台風被害があったが、そのことを描いたわけではない。

天気の日は、人が川に行って、川に住む魚を釣ったりする。

その際、ヒトの領域と魚や動物との領域は、住まい、道、川とかで区別されている。

雨がどんどん降って増水すると、道が川になって、領域を超えて、

今度は魚が人の領域に入ってきたりする。

その自然界の不思議・・地球の生きものは繋がっているんだという恵を、

描きたかった(文章は、実際の言葉と違う面もあります)。

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田島征三さんは、自然を愛し、ヒトの本来の生活を望み、表現する芸術家。

大島でハンセン病患者が強制隔離された現実を、瀬戸内国際芸術祭で作品にした。

この模様は、11月24日の【テレメンタリー2019】で放映されるそうだ。

https://www.tv-asahi.co.jp/pr/contents/20191123_14120.html

反戦反核、反差別・・こうした方と繋がれて良かった。

http://ehontokinomi-museum.jp/profile/

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