母の納棺


昨日から葬儀場に安置された母は、
化粧され整えられて
足袋を履き、六文銭を持ち、棺桶に移した。
唯一の救いは、着物と棺桶が・・
母の好きだった薄紫色だったことだ。
何が旅支度だ・・三途の川なんて私は絶対信じない。

命の輝き・・亡くなる日、甥夫婦と曾孫が母に会いに来てくれて、
曾孫が母に微笑んだそうです。
その後母は、夕食も食べ、トイレも自分で出来て、
ぐっすりと眠り・・そのまま心臓が止まっていたそうです。
柔らかい時間の中で、命の伝承が行われていたんですね。

愛情深く育ててくれた母・・本当に立派な最後でした。
私の幼少の写真・・これは鳩バスに乗った時(7歳頃)だと思います。

[昨日の断片]171028