地に足をつけて後半へ


10年来の念願だった津山での個展
18年生きた飼い猫の故郷、銀座での展示への思い
昨年、銀座のギャラリーから話が合った初の巡回展示
これらが、今年約半分過ぎた段階で すべて(大阪が7/7から始まる)
実現し、成果を出した。
実際に行わない限り、実力というものは産まれない。
よくやるねえ、そんなことして、などとナジル影声も聞こえるが
昔、本当の意味の画家として生きた人たちに比べれば
私など、まだまだだ(というより何もしていないに近い)と思う。
今年は、大切な人の急死が続き、展示が挑戦となった。
でも、実際に『絵を描き続け』て進んで
実際に その地に行き その地に足をつけて経験した出逢いや実感が
今年後半も、きっと私を支えてくれるだろう。
実際を 行おうとせず、人のことを評論して時間を浪費し
安心の錯覚で満足するようになったら
人間としておしまいだ。写真は、神戸で休憩した喫茶店