43年間にわたり削られ続ける武甲山を、写真と文、メディア、イベントなどで
発信し続けてきた山瀬いどむさん。
昨年コロナで死の淵をさまよい、介護も経験した中で制作した映画
「いどむの遺言Ⅳ」が、11月13日に古民家ギャラリーかぐやで上映された。
長年研修学院の塾長として子供たちの教育に携わり、
原発災害、格差の歪みなど、社会の在り方、大切なものへの、
彼自身のオモイを凝縮して詰め込んだメッセージとなっている。
最後に大王がつぶやく言葉・・「Let it be」「Take it easy」。
周囲の状況に気落ちせず、あるがままに自分を信じて進むこと。きっとできる。
余韻の残る終わり方だった。