【惜しみ陽ひぐらし】いちまいの絵 2022年9月

かなり前に知人の別荘に旅した際に、そこから歩いて見える、山中湖に沈んでいく夕陽をスケッチした。ゆっくりと消えゆく陽を惜しむように、一斉に蜩(ヒグラシ)の声が高まったのに驚いた。その印象を基に自宅で仕上げた絵だ。
最近は、人がもたらした温暖化による異常気象で、日暮れでない時間・・夜中や早朝に鳴いたりするが、残暑で疲れた夕方にヒグラシの声を聴くと、涼やかになる。
富士山も地球も、人の暮らしも、穏やかであってほしいと願う今日この頃だ。
 紙にパステルなど 大衣サイズ 個人所蔵  
【惜しみ陽ひぐらし】 Listen to the cicadas at sunset.
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