新譜をアトリエで聴いていると、日常の視覚の枠が大きく広げられて、
夢の風が受けて、重い足が軽くなり、心はイマジネーションの空へ。
2月中頃から、コロナ禍で「自粛、延期、中止」と、
ライブハウス、演奏会、展覧会などが感染拡大の元のように言われた。
3密回避で共演による演奏収録が難しかった当初、
なんとアテフさんは、ソロで数人の演奏者が共演しているような、
複雑で高度な演奏が求められるバッハの難曲に挑み、
伝説的なヴァイオリン、ニコロ・アマティによって演奏し、
素晴らしい録音技術で収録して新譜CDを発売したのだ。
グレート!!アテフさん。
音楽や絵画鑑賞、舞台や彫刻や映画など、
文化芸術は人間の生活にとって、
行政側のいう「不要不急」ではなく、
衣食住と同じくらい必要なものだと私は信じる。
これはもう、トップニュースやニュース速報に取り上げられるべき
人間社会の「美しい事件」だ。
アテフさんのCD購入や、コンサート各情報は、こちらのwebsiteで。