『落葉の精とスノードロップ』 いちまいの絵2019年2月

本家ホームページの2月の絵は『落葉の精とスノードロップ』です。

http://www7b.biglobe.ne.jp/~artkomoto/1mai/1mai.html

f:id:artkomoto:20190201101508j:plain

ふわふわの落葉の絨毯から命が宿る。
花の少ない冬の時期に、雪色の美しい花を咲かせるさまは、
単なる自然界のエネルギー以上の物語を感じた。
花の蕊(しべ)の形状がハート??になっていることを、
高崎クリスマスローズガーデンのオーナーに気づかせていただいた。

雪の耳飾り(snowdrop) というより、私にはペンダントライトの印象だ。
閉じこもりがち・塞ぎがちになる様々なことや冬の寒さなどを払拭するような・・、
そして雨や雪から守り、照らしてくれる・・そんな印象を描いた。

昔の私なら決して描かなかっただろう男女の精の求め合い・・
ほんわかムードになったなと受け取られるかもだが、
私には、自然界の力強いエネルギーが出逢う循環の表現でもあるのだ。
枯れて散る落葉は、命の終わりではない。落葉が揺り起こしたのだと感じた。
今後も、自分が感じ心に焼き付いたものは、どんな否定的な印象を抱かれようとも、
自分を信じて描くつもりだ。

紙に交響(多種)水彩 八つ切りサイズ 個人所蔵

The flowers brought up by the fallen leaves' spirits are snowdrops. 

www.facebook.com

note.mu