『勝田郡の墓地』本家ホームページ いちまいの絵(1月)

ようやく、やっと本家に年が明けたような気がします。
申し訳ありませんでした。


『勝田郡の墓地』本家ホームページ いちまいの絵(1月)
http://www7b.biglobe.ne.jp/~artkomoto/1mai/1mai.html
ここからの眺めは見納めでした。
そう思ってしばし見ていると、不思議な印象に包まれました。
墓石が家やビルのように・・人の暮らしがあるように感じたのです。
そう・・人には遅かれ早かれ必ず死が訪れ、荼毘に付して墓に入るが、母や義兄のように、つい先日まで息をし、歩き、生活していたかもしれないのですから・・

郷里岡山県で墓移しをしてきました。
亡き父と祖父母が眠る、勝田郡の墓地・・
一帯が皆 香本家の墓ばかりのここからの眺めが好きで、父は「ここに眠らせてくれ」と遺言を残しました。
昨年10月に母が亡くなり、この墓守をずっとしてくださった親戚も代替わりとなる年代となって、東京に墓を移すことになったのです。

広大な土地が広がるこの景観を初めて見たのは、私が20歳の時・・
42年目に見て、様々に経過した時間の流れ雲と輝きを感じました。

墓石を黒や紫を主体色にしなかったのは、八つ墓村や寒々とした気味悪さを連想させないためでした(苦笑)。
[昨日の断片]180124