本家ホームページの 2018年8月のいちまいの絵が更新されています。
『遊園地に沈む陽』
紙に交響(多種)水彩 四つ切サイズ 個人所蔵
絶叫とレールの摩擦する音がこだまする遊園地、
炎熱の照り返しだったが、はでな電飾や装飾を包み込むように
オレンジの美しい陽が輝いて暮れていく。クールダウン。
昨今は夜も営業しているので、実はこれは
豊島園の休演日にイメージスケッチしてから進めた絵だ。
かつて遊園地の乗り物のデザインをしていた自分・・
ジェットコースターや回転木馬のメンテナンス
ウォータースライダーやゴーカートにも関わった。
仕事は3K(きつい、汚い、危険)の最たるもので、
50℃の中で働いたこともある。
でもそういう経験がなければ、あるいはこの絵
無機質な鉄骨への思いを含んだ絵は、かけなかったのかもしれない
‥そんな風に今は思う。
[昨日の断片]180801
