想いがけぬ電話


昨日、7年くらいぶりかと思う知人から
電話があった。
私が小平在住の頃、ビデオ屋を経営していたIさん。
『久しぶり。自分がもうすぐ死ぬかもしれないから
声が聞きたくて電話したんだ。』
透析患者となって、シャンク手術に数回失敗して・・と
心もとない様子。
彼の奥さんが銀座で働いていた頃
生ゴミから猫の声がするということで
一命を救われた猫ミー
それを拾って、その日にビデオ屋にいた私に
『家で犬を飼っているから、飼い主が見つかるまで』と
預けられたのが私。
18年の生涯を生きられたのも、きっかけはIさんだ。
しばらく音信不通だったのに
なぜ、私の声が聞きたかったのかな。
とにかく元気になってほしい。
『誘い風』ミーを描いたもの
個人所蔵