「きさらぎ」最後のマッチ


日本で旧暦の2月は
「きさらぎ(如月)」と呼ぶが、
どうやら春に向かう変動のイメージから来ているようだ。

春に向かっていても寒さが残っている「衣更着(きさらぎ)」
そろそろ草木の新芽が張る頃「草木張月(くさきはりづき)」
陽気が進んでくる「気更来(きさらぎ)」

ずっと「衣更着(きさらぎ)」・・多重衣更着だった2月だが
あとの2つの きさらぎ となって
昨日は気温が上がった。
でも朝晩はまだ冷えまんなあ。

このマッチの陽も、葉が増えていくことだろう。

昨年12月に、溢れるほどに 抱えきれない絵画習作が
ひしめいていたのに
どうしたわけだ。
倒れてはならない。
人は自分の蒔いた種、それをまた刈り取ることになるのだ。

昨夜は 出稼ぎ先の安全靴で帰ってしまった。
こんなことをするほどの疲れは
何十年ぶりだろう。

昨日 チリで起きた大地震
2mほどの津波
次々に起きる災害に
いにしえの言葉を思い出す・・・
『あなたがたは戦争の知らせを聞きますが
終わりはまだなのです。
大きな地震があり、そこからここへと疫病があるからです。』