フーの退院(ハニワ顔が解けた)

幼少の頃、墨田区錦糸町の交通事故で死んでしまったタマ
友人が、銀座の生ゴミからの声を聞いて助け・・預かる形で
18年飼って2006年9/16に逝ったミー
その年の12月に、私に駆け寄ったフー
飼っていた猫が死んでしまう度に『もう二度と飼うのはいやだ。辛すぎる。』と思うのだが
命を助けるかたちで飼うようになり、その命に私たちが恵みや笑いを賜う。
どうもそうした巡り合わせにあるようだ。
フーは、最初に自宅に来たとき、瞳の無いハニワのような顔をしていて可愛くなかった。
今思うと、凍り付いていたのかもしれない。『自分はこれからどうされるのか』

丸2年経ち、最近怪我をして、いつもお世話になっている もとまち動物病院に検査入院(レントゲン、血液検査含む)した。
骨折は免れたが、どうやら関節炎を起こして痛がっていたようだ。
適切な処置のおかげで、昨日帰宅したミーは小走りも出来、食欲旺盛(それはいつもだ)。
昨夜も布団の中で ゴロゴロ協奏曲を奏でて安心して眠り、今朝も早起きした。
ハニワ顔が解けて、まん丸の瞳が揺らいだ。