変化する極彩色の満月


昨夜6時30分頃、驚いて足を止めた。
満月がオレンジとピンクの中間の色彩で
うっすらと透明感を持ちながら輝いていたのだ。
こんなこと(遭遇)は写真でなど撮っては嘘になる気がする。
一昨日は黄身がかった圧倒的な明るい月
でも、道で驚いて足を止めてみる人は見当たらない。
皆、取り付かれたように急いで通過するだけ。
そしてニュース報道やテレビやセレブの話題で
会った事もない人や事件を評論する。
今、ここで、目の前で・・
まぎれもない自分の目で 確かに起きている驚きには
少しも驚かないのに。
こんなに素晴らしいmoveを与えてくださって
心から感謝しています。
きっと源氏の頃は、もっと豊かなイマジネーションが
あっただろう。
それは町に囲まれていないこの地の現象を見ると
環境の変化を 心の豊かさ欠乏のせいには
出来ないことを痛感する。