鉛筆から始まる

私にとって絵を描くというのは 
感動して自分の内奥に入り込んだイメージを
画布に具現化することだ。
これが、なかなか難しい。
オーダーに沿って制作するなら、軌道があって
納期に間に合うように流れもあるし、あおりも効く。
表現の賜物である 本来の絵 は、これが全く効かないのだ。

昨夜、池袋パルコの世界堂
カランダッシュの4Hとチャコール鉛筆を買った。
記憶にない幼少の頃、
私の母親は、消しゴムを持って走り回ったそうだ。
私が、近所の家のいたるところに絵を描いてしまうからだ。
でもたぶん、その頃は クレヨンかクレパスだったろう。

鉛筆は 製作を始める合図の狼煙(のろし)に似ている。
作品の秀作やイメージや現場のスケッチなどは
鉛筆から始まるからだ。

昨日は 夕方、代々木で司法書士にお会いし
その後 世界堂へ行き、ビックカメラを少し散策し
飯能で、パートナーの洋子と娘夫婦、孫たちと合流し
小樽食堂で共に食事をした。
ジャガイモ料理が甘みがあって美味しかった。
孫がはしゃいで歌う『大阪の歌』が可愛く面白かった。
飯能駅前で 大阪系のうどんを食べた。