本家ホームページ いちまいの絵
『三陸の聖火』
The sunset over Sanriku burns like a beautiful torch.
美しく沈む、大きな大きな夕日。
清き大気、清き水、自然界の恵みに感謝し、漁業で営む人々。
人の生活、移動、労働‥引いた潮が戻るように活性化される。
そうであってほしい思いで描いた絵。
燃える炎を見ると、心も和らぎ、心身共に暖かくなる。
そんな夕日。しかし3.11のあの日、三陸は雪が舞っていた。
実際には開通した駅の周辺でも雨の後などは、
除染不十分の放射線の値は相当高い。
帰宅困難を解除されても、帰宅できない人は大多数だ。
原発を止める方向でのはずが、次々と再稼働をもくろむ行政。
そんな中での聖火に、気持ちが動かない人は多い。
本当の復興、本当の暖かい日常・・そんな生活を、
早く被災されたご家族に対して支援してほしい。
今はこの美しい夕日が 本当の 心の 聖火だ。