秩父札所26番岩井堂と修験道

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私が住む【上町3丁目】は【影森】と隣接している。

札所26番の岩井堂(江戸中期の建築)は【下影森】で比較的近い、

いわば【武甲山の一部】と呼んでいい場所にある。午後3時45分頃から登り始めた。

義兄が以前務めていた昭和電工の敷地内に(許可を得て)入り、

琴平神社の石碑の脇の石段・・なんと300余段が眼前に迫る。
2回の大型台風と大雨による土砂崩れで、石段は一部えぐられ苔がつき、足元が心配。

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Ⅿさんの注意深く親切な道先案内で登りきると、目の前に武甲山が迫る尾根上の岩場に、清水の舞台を小規模にしたような、懸崖造りの観音堂【岩井堂】が迎えてくれた。よくぞ、これを建てたなあと感心しきり。

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さらに登って、修験道へ進む。【影森はその名の示す通り、武甲山の陰に位置し、立冬から立春まで日の出は遅く・・】と記されて、修験者が鍛えられた場所に、自分は住んでいるのだなあと実感もした。夜8時近く、真っ暗の中吐く息白い下山は荒行に近かったかも(苦笑)。でも不思議と寒くはなく、爽快だった。

http://chichibufudasho.com/313/1-25

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