壁に蔦(つた)が、寄り添うように伸びている。
なぜか血管の血流の勢いの良さをイメージするのは、
昨今の私の健康状態からだろうか?
この壁が無ければ、蔦はこうした形では先に延びられない。
無ければ自由に伸び放題だろうが、
もしかしたら光が受けられない処に進むかもしれない。
たまに頭のてっぺんが、触るとひどく痛むことがある。
知人のEさんのご主人は、めずらしく早退して「頭が痛いから休む」と眠ったまま
帰らぬ人になったと聞く。
自分の身体という器(壁)に寄り添って、絵画道と言う蔦を、
自然体で延ばせたらいいな・・そんなことを想っていた。