没後50年藤田嗣治展へ雨の中

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昨日は午後思い立って、上野の東京都美術館に行った。

8日で終わる特別展・藤田嗣治の絵を見るためだった。

雨だったが混み合う会場で、興味のある作品だけを見て帰った。

戦争画は見る気もしなかった(過去、近代美術館で見て嫌悪感がある)。

天花粉を使った乳白色の女性も、彼の描く猫も、自分には不健康に添え物装飾的に映る。

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独自の世界を切り開いたことにも技術的にもプロを感じるが、

自分はやはり【金になるから】【有名になるから】よりも

【心からのもの】を描いていく・・画壇から評価されずとも、

画家として間違っていない道だ・・それを再認識できたことが良かった。

晩年の彼の自画像に気持ちが入って見ていた。

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