柘榴も終わって・・


同じように巡ってくるもの・・植物でも何でもだが、
年齢や経験が重なって見るものは
決して同じ感慨があるわけではなく、
また感慨に驚きなどが重なっていくような気がする。

柘榴(ざくろ)にしても、最初に見たときより
以前描いた経験などから、今年は よりピュアな感覚で
みずみずしく見ることが出来た。
でも描けなかったなあ、今年。
ごめんなさい、ザクロたち。

作品は 久寿玉ざくろ
運動会の くす玉のようにはじけ飛ぶ 柘榴の印象のままに描いた。
そう見ない人にとっては、指の数や足の形の方が気になるらしい。
ザクロは、形が王冠に見えることや、粒の多さが子孫繁栄の印象があることで
外国の城壁にも彫られたりしたそうだ。