平さん、縁側、まんまる

昨日は、この日最終日の三つを、駆け足で見た忙しい日だった。
健治義兄さんの運転で、山中とし子さんと共に拝見出来た。

最初に向かったのは、カツノ平二さんの個展
地元で平(へい)さんの愛称で呼ばれる油彩画家。
ムクゲ美術館で、100点はあろうかほどの集大成展示に
自分は、制作者のみが知る孤独と葛藤の空気を感じた。
昭和15年熊本八代市に生まれ、自らを銭なし平二と笑う画家は
無所属、無師匠の後ろ盾のない中で制作し続けてきた。
テレビ関係の仕事を辞めて、73歳の今に至るまで
人生を具現化してきた自画像は、とても魅力がある。
勉強のために一枚購入させていただき、喜んでくださった。

次に向かったのは、荒川町の贄川宿(にえがわじゅく)縁側展。
http://navi.city.chichibu.lg.jp/festival/niegawa/
知人の作家、笠原正夫さんが展示していることもあり
初めてこの場所に来た。

昔の宿場の縁側を利用して市が立つというのも
風情がある。

最後は、小鹿野の みどりの村で開催の まんまる祭り
山瀬いどむさんの武甲山写真や、
原発止めよう秩父人の、田島しょうせんさんや、
江藤 範顯 さんなどにお会いできました。