影の囁き

下旬
5月の初めから
こんなにも影が変化する。
影を見て
特に影が揺れたりすると
ピーターパンの影踏みを思い出すことがある。
初旬
中旬
私は、風になった童がいて
木々を渡り、はしゃいで笑っているように
昔から感じて嬉しかった。

千の風になって というインディアンの話は
最近数年前に知った。
私の住むこのあたりは影森と呼ばれている。
最寄りの駅も、影森だ。
何も無い、人が住まない、暗い恐いというイメージを
それだけだと感じるが
活動的な夏に向かうと、影は
影をひそめるどころか自らの存在感を主張する。
影って面白い。
風童のシリーズを何とかしていきたいものだ。