一本の線


ブランクとスランプで
絵が描けなくなっていた時期に
励みとなった言葉。
寝床に入るまでの道に 絵を置いておきなさい。
それを見なくては眠れないように
そして、一日一本の線を描くようにしなさい
そうすれば二本になり、
線の歪みに気づくようになり
描けるようになる。
自分も描けなくて苦しむときに
そうしているんだ。

今でも私にとっての金言だ。

レッド車内で
描こうとしている絵が進まなくても
もがいている自分の様でも
発するものが曲がっていても
とにかく描くこと・・
それが絵描きのアスリートであると
ずっと信じてきた。
このトマトは今朝のものだ。
上の画像は、秩父太田。夜空の灯りで柵が、道のように光っている。