破裂と蜃気楼


昨日、飯能駅前の樹木を見ていた。
根っこが拡張して行き場を失って
破裂しそうだ。
自分を見ているような気がした。
自分の作品も、正確に数えていないが
少なくとも数百点が巣立っている。
でも自分の中や途中下車をしてしまっている
よく言えば『温めている』
悪く言えば『熟成できないでいる』
数百の何十倍もの『水子たち』

でもそれがあるのに、自分の中に次から次へと
自分の心や感性を奪われる美や感動が日々にある。
この根のように、完全にキャパオーバー。

上尾のギャラリーの中で、3点の途中下車した絵を
また本線に戻す・・
一つは登山であればやっと3合目くらいまできたか。

絵を描くと何故か熱くなる。
上気した男が眺めるのは、蜃気楼のような自分の絵。



一日中いると、一瞬うつらうつら・・。
でも、次に繋がるものが見えてきた。
個展ギャラリー展示は、自分を鍛える。
グループ展の和やかさでは、学ぶことはできない。

フーは朝から上気して寝ている^^