大鹿村騒動記

昨日は、ユナイテッドシネマ入間
大鹿村騒動記を見た。

大鹿村と私の縁は、わたしの個展リピーターの方から
『いちばん星が綺麗なところ』と紹介されたのがきっかけ。
青いケシも興味が無く、豊かな赤石岳を望む標高高い空気を
浴びたかったので行ったのが初め。
当時精神的に壁にぶつかっていた私を
ほぐしてくれたのが、大鹿村の方。
アルプカーゼ
延齢草
台風前夜 個人所蔵

天の川を見たときも
台風前夜の流動する雲も見たこともある。
大鹿村の野外ステージに
大鹿歌舞伎と書いてあったが
見ることは出来ず
当時は、秩父でも歌舞伎が有名だけど
地方では各地にあるのかな程度に思っていた。
それが、昨日の映画で、
大鹿村の歌舞伎は300年続いて守られてきたのを
初めて知った。
出演者も良かった。
戦地シベリアで過酷な状況で息絶えた仲間の
もう一度歌舞伎をやりたかったという無念の言葉の
思い出を語る三国連太郎が、映画を引き締めた。

昨年、大鹿村で個展開催は、全国の口蹄疫騒ぎなどの影響で流れたが
また機会が決定したら、
私も実際に見てみたいものだ。
地元の人間ではないのに
こうした映画が作られて、なんだか嬉しかった。
こちらが映画の公式サイトです
http://ohshika-movie.com/