花札のような黄色い月に驚く

 

しばらく花札をする機会を逸していたが、
月が黄色く描かれていたと記憶し、疑わなかった。
でも白だったのだ・・でもススキの出るこの時期、昔はもっと
黄色かっただろう。子供の頃から自分のイマジネーションの中で
画像を鮮烈な色にしていたのかもしれない。
午後6時36分の最終バスの停留所に向かっていたら
山からの この信じられない光景に立ち尽くした。
こんなに驚嘆する美の現場を、なぜ人は見ようと急がないのだろうか。
人の不幸の火事現場には、競うように急いで駆けつけるのに・・。
花札の画像はこちら(山本 純士さんの歳時記)から借用しました。
作品は 『その夜 月空』1973年・・35年前に描いた油彩画