絵を描くエナジー


以前越後湯沢に行ったとき、湯から上がって宿で休憩し
窓から見える新潟の山と新幹線が通過するスケッチを描いた。
新幹線を 自分の中で通過させまいとする・・
描くとは そうした面を持っている。
驚いたのは、スケッチ(40分ほど)なのに、汗だくになったことだ。
まるで、サウナから出たばかりのよう。
絵を描くとは、かなりのエナジーを必要とし、燃やすらしい。
この絵は自宅で仕上げて、その年の飯能の個展で 参考出品したが
初日にすぐに初めての方に巣立った。
売れると思ってもいなかったので、写真も撮らずだった。
今、私は その絵の200倍以上の大きさの絵と格闘している。
描いている途中、休憩する。時折仮眠をとって再び描く。
でも、この絵のイメージは、この大きさ以下では考えられないのだ。
さっき、パートナーを送り出し、滝坂の水で顔を洗った。
庭のバジルやハイビスカスも元気だ。
さあ、今日も 格闘するか。