満月の輝く夜に


心が無い雑な応対を受けるのは
心が 紙くずの様に くしゃくしゃにされた気がする。
そんな気分で歩いていたら、驚くほど美しい
オレンジに似た輝く月に出会った。
月兎は里から戻っていた。
15夜に見れなかった満月は
私の心の紙屑を 一気に吹き払ってくれたのだった。
電車の中で この感動をスケッチした。