内奥の声を画布へ


たとえ歩みが拙(つたな)くても
なぜか分からなくても
苦しくても
その時うまく表現できないとしても
後で見て「なんでこんなもの描いたんだろう」というようなものでも
自分を振るわせたものを
画布へ描け。
歩いていても 別の作業をしていても
自分の中をうごめいて膨らむものは
成長して胎から外へ出ることを待ちわびる
ムーブを信じ、あらわせ!
なんだ、そんなものを描いて
ただ描けば良いってもんじゃない・・
言いたい人間には言わせとけ。
クリエイトを実際に続けている人は 
どっかと座って他人の評論をする暇は無いはずだ。
自分を振るわせたものを
その生々しさ、その感動を注ぎだせ。
きっと それをしたこと
絵を描いたことが 階段となって
明日が見える助けとなる。

      • 上の4枚は2000年からの習作の一部

これは昨日 構想がまとまって来たF12号の習作スケッチ

代々木の喫茶店 鞍馬で、注ぎ出した。