一枚しか無いということ、留守番ネコ猫フーのトラウマ

レストラン アダージッシモ
一階が カフェ・アダジオ
二階が レストランになっている。
レストランで昼食をいただいていると
食事をされたご夫婦が、丁寧に一枚一枚観てくださった。
『疲れて帰宅した際、力をもらえるような絵を探していたが、
今までめぐり合えなかった。
でも偶然ここで絵を観ることが出来た。この黄色い絵は力をもらえる。
でも私には、バックの山が強すぎるのです。このイメージで
その部分を変えて描いてもらえないですか?前金でお支払いします。』
私は、『お金をいただいても、気に入るように描けるかは分からないし
一番大切にしたいのは自分の心です。本当に心から感動したものを
描きたいのです。それで描いた絵で気に入ってくだされば嬉しいです。
でも、これをトレースして、山を薄くして・・もう一枚というのは
技術的には出来るけれども、観る人に失礼だし、感動する絵には
決してならないと信じます。
その方は、真摯に言葉をかみ締めて受けてくださった。
この『里わの火影』という絵を持ち帰ってくださり
期間中、絵を追加する話をすると、楽しみにして観に来ますと
言ってくださった。本当にありがとうございました。

●猫フーのトラウマ


山梨に泊まるため、
飼い猫のフーをどうしようかと・・
猛暑で、エアコンを付けたまま外出したくないし。
いつものように、もとまち動物病院に預けることにした。
朝、いつものようにカゴに入れようとする
ところが どうしたわけか
猛烈な抵抗!
頭からも お尻からも
カゴを縦にしても 凄い踏ん張りの馬力(猫力?)で拒絶する。
私の腕から全力ですり抜けようとする。
私も闘った。
ここで逃げられて、隠れられたら
搬入も出来なくなってしまう。
アメショーが毛が抜ける時期というのは
こんなに凄いものか・・私の胸と腹回りは
キングコングのようになってしまった・・もともとか?
フーを座らせて落ち着かせて語った
『お前をどこにもやったりしないよ。ちょっと預けるだけだよ
見捨てたりしない。必ず迎えに行くからね』
おとなしいフーを後押しして ようやくカゴに入れることが出来た。

ひどい扱いをされて 押し込まれ
生きたまま投げ込まれて捨てられたフー
未だ トラウマは消えないのだろうか