ひたすら電車

クロッキーは、少ない時間で『形を捉える』訓練だが
プロのモデルは、ポーズを『決める』。
だから、ある意味、書きやすい・・つまり
描く時間の途中なのに急に動いたりはしない。
また、表情も、ある意味『静物』となっている。
それが飽き足らなかったのか、
よく電車内で描いていた。

手前の若い人と奥の中年の乗客は
冬の終電の暖かい車内で共に眠っているが
生活観が出ているように思える。
これは立って描いているが、2〜3分ほどだ。
不思議なことに、人間は眠っていても、視線を感じて起きることがある。
今は、こうした練習のようなスケッチではなく
ドラマのような人物が描きたいと思う。


昨日は珍しく寒く、4月前半の気温だった。
ナベが食べたくなって、
沖縄の豚バラ肉とホウレン草と葛きり、葱を入れて
ポン酢で食べた。]オプション用にキムチも買った。
宮沢賢治の映画を観て眠った。