2008一苗倶楽部の田植え


昨日は 4年前から参加していること
出来るだけ農薬を使わず米を作り、日本酒を造る『一苗倶楽部』
その田植えで飯能市下加治地区に朝8時頃行って来た。
4年前のときは昼休憩の後も田植えをしたが
今回は田んぼの半分を手作業で行ったので11時頃には完了した。
田んぼを貸してくださっている方(親子)もとても良心的で
『機械でやるより、手で植えた方が青々とした良いものが育つ』と
話されたことが印象的だ。
昔ながらの方法で小さなオタマジャクシの泳ぐ中
カフェオーレ色の水面に雲が揺らいで、稲の眩しき緑と香り
足を踏み入れて土に振り回されながら作業してから初めて、
私は田んぼの風景が描けるようになった そんな気がしている。
秩父に現住所を置く私が、飯能ゼフィルスで個展を続けてなければ
こうした機会は得られなかっただろう。
窓口になってくださっている、井上七恵さんはじめ
リカーショップ丸屋さんの方々のおかげだと感謝しています。
こうして出来る酒『風土季』は極上別格の美味しさだ。
五十嵐酒造の杜氏さんが丹念にこの酒と向き合ってくださっている。
今回は田植えにも五十嵐酒造の方が参加してくださった。
国際的な酒の品評会で 銅賞(複数の酒が受賞)に輝いた風土季!
まだこれから草刈や収穫があるが、もう来年2月の試飲会が待ち遠しい。

左は無濾過、右は薄濁り、通常のものは丸屋さんで購入可。
(電話 042-972-2754)
作業が終わって、クルマで飯能駅まで送ってくださった方は
よく私の個展を観てくださっている。昨年個展開催した沖縄での取材後
私が絵にした久高島(このブログの海の絵にある島)に時々
行かれるそうだ。
同じく、飯能むすび というwebで飯能の個展をご紹介いただいたAさんも
久高島に行かれる方だ。
またSさんは、沖縄に会社を持ち、風土季は海を越え、
沖縄の焼き鳥屋さんでも飲めるようになった。
本当に 人の結びつきとは不思議なものだ。