目眩で思い出す1973年頃の戦い


今朝、また目眩がしたので、大事をとって今日も休養をとることに決めた。
首、頚椎の痛みは連日だがひどい目眩で思い出すのは 1970年代の頃だ。
このスケッチブックの表紙に1973 1/19(金)〜2/6(火)とある
当時はクロッキーなどを含めれば一日20枚くらいは描いていただろう。

一昨日まで絵『誘い風-秋へ』は8割がた進んでいた。
しかし昨日、完成できるか・・目眩の時折の突風に一抹の不安があった。
この前の日曜日の夜、山中とし子さんにいただいた
山中隆太郎棟梁が生前愛用されたセーターを着て描いた。
午後1時20分頃完成し、写真を撮ってフォトショップでDMを作った。
明後日には印刷があがってくるだろう。
飯能ゼフィルスの いつか見た光景 VOL.7 『誘い風』


しっかりと念じるように見ていないとものが二重に見える・・
今もそうなるが、この状態と必死で戦っていた10代
若いときは、獲たいの知れないこの現象にどう対処していいか分からなかった。
医者も親も学校も友人も救いではなく ただ、ひたすら絵を描くことで
美しい空や雲に話しかけることで執念のように描いて過ごした。

これからもきっと、これと付き合わなくてはならないが
こんなにキツイ目眩は数年ぶりだ。

朝はパートナーが買ってくれたパン
昼は 残ったちゃんぷる
夕方、ホウレン草とガーリックのスパを作った。
パートナーは会社で、9時の池袋発のレッドに乗って帰る。
目眩で眠る前に、イタリアンライスを作っておいた。
11時頃、結局二人で共に食事をして
新しい絵の完成を祝った。